平野健一郎

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テンプレート:BLP unsourced 平野 健一郎(ひらの けんいちろう、1937年 - )は、日本政治学者早稲田大学政治経済学部教授東京大学教養学部名誉教授。専門は、国際関係論、国際関係史、国際文化論。

人物・経歴

茨城県生まれ。日比谷高校を経て、1961年東京大学教養学部教養学科卒業、1967年ハーバード大学大学院で歴史学東アジア研究の博士学位を取得。

1969年上智大学外国語学部専任講師、1970年東京大学教養学部助教授、教授を経て、1998年定年退官、名誉教授、早稲田大学政治経済学部教授。

国際関係史での主な研究対象は満州国。また、国際関係論分野で比較的早くから文化をキーワードとする研究を進め、同分野に文化人類学の考え方を導入し、アカルチュレーション(異文化触変)の現象に注目した。2001年創立の日本国際文化学会の初代会長(2001-2005)。

門下生に、芝崎厚士がいる。

著作

単著

共著

編著

  • 『日本文化の変容』(講談社, 1973年)
  • 『国際関係論のフロンティア(2)近代日本とアジア――文化の交流と摩擦』(東京大学出版会, 1984年)
  • The State and Cultural Transformation: Perspectives from East Asia, (United Nations University Press, 1993).
  • 『講座現代アジア(4)地域システムと国際関係』(東京大学出版会, 1994年)
  • 『国際文化交流の政治経済学』(勁草書房, 1999年)
  • 『戦後日本の国際文化交流』(勁草書房, 2005年)
  • 日中戦争期の中国における社会・文化変容 東洋文庫 2007

共編著

  • (賀来景英)『21世紀の国際知的交流と日本――日米フルブライト50年を踏まえて』(中央公論新社, 2002年)
  • 西川潤)『東アジア共同体の構築(3)国際移動と社会変容』(岩波書店 2007年)

訳書

関連項目


テンプレート:アジア政経学会理事長