秋沢淳子
秋沢淳子(あきさわ じゅんこ、本名:小谷淳子(こたに じゅんこ)旧姓:秋沢、1967年4月8日 - )は、TBSアナウンサー。埼玉県飯能市出身。
目次
来歴
- 聖望学園高校→慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。高校時代にAFS交換留学生としてニュージーランドへ1年間留学する。
- 大学時代にTBSのドラマ『トップスチュワーデス物語』(山田邦子、井森美幸、有森也実などが出演)に、同僚のその他大勢のスチュワーデス役で出演していた経歴がある。
- 1991年4月、アナウンサーとしてTBSへ入社。入社当初はTBS初の女性スポーツアナウンサーになりたいと語っていたが、主に報道・情報系の番組を主に担当。
- 2003年10月初めに、同年4月から担当していた「あさがけウォッチ!」で知り合った同局のプロデューサー、小谷和彦と結婚した。
- 現在は、TBSアナウンススクールの講師としても活躍している。
人物
- 趣味は読書、世界旅行、異文化体験、パソコン、インターネット、精油研究、ピアノ
- マラソン好きで知られる。マラソン完走回数8回。夫の小谷和彦もマラソンが趣味で、金哲彦と共著で「世界一の!「超楽」マラソン練習法~ド素人でも4か月で4時間が切れるスゴ技40」を出版している。
- 特技は英会話、リフレクソロジー、プレジャーボートのクルーワーク
- 資格は英語検定準1級、国連英語検定A級、ダイビング(オープン・ウォーター)、普通自動車運転免許、プロフェッショナルリフレクソロジスト、小型船舶操縦免許免許1級、AEAJアロマテラピーアドバイザー
- 親友には、女優の杉田かおる、小田茜、歌手の沢田知可子、同じアナウンサー仲間では柴山延子(フリー)などがいる。
- プロテスタントのクリスチャンである(中学生の頃に受洗)[1]。*幼いころから英語教室に通っていたが、意外にも英語力が伸びていったきっかけは、中学の最初の英語のテストで失敗してしまったことにある。この失敗以降、3年間毎朝6時に起きてNHKラジオの英語講座を一日も欠かさず聴き続けたことで、英語力が飛躍的に伸び、ニュージーランド留学時にはわずか1ヶ月でニュージーランドの訛りさえ聴き取れるようになったという。
- ニュージーランドへの留学は、現地の学校やホストファミリーに日本人がいない環境だったため両親は当初強く反対していたが、秋沢の努力と英語への情熱を両親も知っていたため、最終的には留学を認めてもらうことができた。
- 高校時代にAFS交換留学生として行っていた頃からボランティアに興味を持ち、その後局アナになって後に『国際交流団体 SPUTNIK JAPAN』を設立。現在はその団体の理事としても活躍している。
- 大学時代は、飯能市の自宅から慶應義塾大学のキャンパスまで片道約3時間をかけて通学していたという。その為、睡眠時間と食事の時間を削らなければならず、よく学校や電車の中等でしょっちゅうカロリーメイトやお菓子等をポリポリ食べていたことから、「ポリちゃん」というニックネームがついたという。
- 学生時代はピアノも習っており、ショパンの「革命のエチュード」をマスターしていた程の腕前だったという。
- インターネットが普及し始めた1998年に自身のホームページ「ポリコム[2]」を開設するなど、コンピューター関係に詳しく、TBSの公式ホームページのスタッフに加わっていた時期もあるという。なお、秋沢にホームページ開設を勧めたのは、当時親交があった杉田かおるであった事も自身のHPで明かしていた事がある。(このホームページは、彼女が結婚したのを期に2003年10月に閉鎖された。)
- 2005年12月頃から、テレビの基本提供アナウンス(この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしますorしました)に、マスターテープの経年劣化のためか使用されなくなった有村美香版のものに替わって、小林麻耶版と分け合う形で使われていた(「イブニング・ファイブ」、「王様のブランチ」、改題前の「ひみつのアラシちゃん!」など)。小林麻耶版が使用停止となった2009年4月以降については詳細不明。
各種メディアとの関係
TBSの女性アナウンサーの中では古株(2010年10月時点でアナウンサーとしての勤続年数が吉川美代子、長峰由紀に次いで3番目に長い)であり、入社当時の1990年代前半、TBSが若手アナウンサーの起用に積極的ではなかったことを背景に、「あなたにオンタイム」キャスターや「JNNニュースの森」フィールドキャスターなど情報・報道系の番組を中心に担当し地味な活動が多かった(バラエティ番組は主に長峰由紀、福島弓子が担当していた)。にもかかわらず、数年後の会社の方針転換で雨宮塔子や進藤晶子(いずれも現在はフリー)など、彼女の後輩アナが相次いでバラエティ番組等に抜擢され、それぞれ人気を得たことから、「後輩いじめの中心人物」だの「お局様」だのと、週刊誌等の所謂「女子アナ特集」の記事では悪者扱いをされる事が多い。
その一方で秋沢に好意的な雑誌がなかったわけでもない。そのひとつ写真週刊誌「FLASH」では1990年代後半、彼女の特集記事(ほとんどが好意的)が幾度も掲載されたことがある。そんな中、1997年ごろ同誌などに掲載されていた記事の中で、自身の写真集を計画していることを明かしたことがあった。実現には至らなかったが、1998年に当時TBSに所属していた女性アナウンサーの名鑑を兼ねた写真集『We love TBS!!』(アスキー刊)を発売するきっかけの一つになった。
このような数々の経験から、自身のHPで、アナウンサーになって辛いことは事実無根の報道がなされていろいろな人に迷惑をかけたこと、と異例のマスコミ批判をした事がある。
現在の出演番組
テレビ
ラジオ
- アステラス製薬 明日も元気(以下TBSラジオ):2009年4月~
- 土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!:2010年4月~
過去の主な出演番組
テレビ
- マルチ6
- 倶楽部6
- あなたにオンタイム
- おしえてア・ゲ・ル
- 世界・ふしぎ発見!
- あさがけウォッチ!
- ウォッチ!:ニュースコーナー
- JNNニュースの森:ナレーター
- 筋肉番付
- JNNニュース:土曜日深夜
- JNNフラッシュニュース:木曜日、最終担当時期は、水曜日
- 2時っチャオ:月・木・金曜日、ニュース担当
- TBSニュース:月・木・金曜日、午後枠担当
- JNNニュースバード→TBSニュースバード:キャスターとして開局から2000年ごろまで
- JNNイブニング(TBSニュースバード):番組終了時は火・水曜日担当
- メガデジ:日曜日、隔週でナレーション
- THE NEWS:水・金曜日の午後枠、日曜日の11:30と17:30枠担当
- 榊原・嶌のグローバルナビ(BS-i→BS-TBS):土曜日、ナレーション
- はなまるマーケット:水~金曜日のはなまるニュース担当
- オールスター感謝祭’99超豪華!クイズ決定版この春お待たせ特大号:中継リポーター
ラジオ
- 大沢悠里のゆうゆうワイド(以下、TBSラジオ):1992年4月~1993年3月まで毎週木曜日のパートナーとして出演。その後一時期、同番組8時台のTBSニュースを担当。
- RVクルージング、どこかへ行こうよ
- ヤンアナジョッキー:毎週金曜日担当、1992年4月~10月
- 土曜ニュースプラザ:アシスタント、1996年4月~1997年3月
- ミミガク:2010年12月~2011年3月
著書
- 異文化に恋して JUNKOの世界ウォッチング(廣済堂出版刊、1995年発行)
同期入社
関連項目
脚注
- ↑ 以前、彼女自身が開いていたホームページ「ポリコム」の「Diary」の項で彼女自身が書いていた。
- ↑ 開設当初、彼女はTBSの看板アナ的存在だった為にアクセスが余りにも集中し、米にあるサーバーがダウンしそうになったことがあるという。
外部リンク
- 秋沢淳子(TBSのアナウンサープロフィール)
- 秋沢淳子の『にっぽんワン!!だぁ報ぉ〜♪』(公式ブログ)
- 秋沢淳子の東京湾だぁ訪ぉ〜
- 国際交流団体SPUTNIKのページ
- フリーマガジン紬 秋沢淳子インタビュー
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