吉川美代子

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テンプレート:半保護 テンプレート:基礎情報 アナウンサー 吉川 美代子(よしかわ みよこ、1954年5月8日 - )は、日本ニュースキャスターアナウンサー

キャスト・プラス取締役。元TBSアナウンサー・解説委員で、TBSアナウンススクール前校長。プリンスウィリアムサウンドサイエンスセンター研究員。元日本鯨類研究所非常勤理事[1]

人物

アナウンサーを志したきっかけは、中学時代に吉川の通っていた中学のブラスバンド部がTBSラジオの番組『こども音楽コンクール』に取り上げられたことである。生徒を代表して吉川がブラスバンド部の紹介を行なったところ、当時同番組の司会を担当していた山本文郎アナウンサーに「素晴らしい紹介だったよ。君は将来の吉川アナウンサーですね」と褒められたことが強く印象に残り、以後アナウンサーになることを将来の目標とするようになる。神奈川県立横浜平沼高等学校では放送部に所属し、高校卒業後は早稲田大学教育学部に進学。

就職活動時に当時の東京放送(現・TBS)のアナウンサー採用試験を受けた際に、3次試験で1分間の自己紹介をすることになったのだが、吉川の目の前に座っていた面接官の一人が偶然にも前述の山本であったため、吉川は機転を利かせて事前に考えていた自己紹介内容を変更し、中学時代に山本から言われた一言がきっかけでアナウンサーを志すようになったエピソードを話したという(ちなみにこの吉川の自己紹介について山本は◎の採点をつけたそうである)。

大学卒業後の1977年に東京放送に約300倍の倍率をくぐり抜けてアナウンサーとして入社。同期に神津栄子(旧姓・浅井)、三雲孝江(現・フリー)がおり、1期先輩には生島ヒロシ(現・フリー)がいた。若手時代は、「TBSの松坂慶子」と呼ばれた。

先述の採用試験のエピソードもあって、入社以降も吉川は山本から度々声をかけて励ましてもらうなど親しく接してもらえるようになる(山本は吉川と20才も歳が離れているため、山本は吉川を「美代子」と呼び、娘のように接していた。また、吉川は山本を「文(ぶん)さん」と呼んでいた)。入社2年目の1978年にはかつて山本が担当していた『こども音楽コンクール』の司会への抜擢を山本自ら吉川に告げたところ、吉川は大変喜んだという。

1981年1月 - 3月は国会記者クラブ記者を兼務。まだ当時は報道を担当する女性アナウンサーは少なかったため、報道という慣れない仕事で思い悩む吉川に山本は頻繁に声をかけて励まし、吉川もいつも楽しんで仕事をしている山本の姿に刺激を受け、目標にしていたという。

山本がフリーになってTBSを退社してからも吉川と山本との交流は続いていた。2008年に山本が31才年下の後妻と再婚して以降、ある時山本から「美代子、俺の奥さんの料理は美味いから食べに来いよ」と誘われていたが、都合がつかず行けずにいるうちに2014年2月に山本が亡くなってしまい、山本との約束を果たせなかったことをとても悔やんでいると吉川は語っている(2014年7月20日放送の『行列のできる法律相談所』より)。

趣味はジャズを歌うこと。ラッコや海洋動物にも造詣が深い。

2014年5月に定年退職となり、キャスト・プラス取締役[2](7月1日、講師・カルチャーコメンテーターとの兼務)、NPO「全国万引き犯罪防止機構」広報委員会委員長、警察大学校講師等を務める。TBSアナウンススクールの校長職を岡田泰典が承継[3]

退社翌月の6月28日にはTBSの競合他局であるフジテレビの『新・週刊フジテレビ批評』にゲスト出演し、法政大学教授の稲増龍夫と「女子アナ」を巡って討論を繰り広げた[4][5]

現在の出演番組

ラジオ

過去の出演番組

テレビ

ラジオ

  • 中学時代に出演したことがあり、そのとき、将来アナウンサーになることを意識したという[7]

著書

  • ラッコのいる海(立風書房、1992年発行。ISBN 4651700535)
  • アナウンサーが教える 愛される話し方(朝日新書、2013年12月13日発行。ISBN 4022735406)

脚注

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外部リンク

テンプレート:JNNニュースコープ キャスター

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  1. テンプレート:PDFLink 財団法人日本鯨類研究所(Internet Archive)
  2. テンプレート:Cite news
  3. [1]新校長としての挨拶より。
  4. 元TBSアナ吉川美代子氏 フジ番組で“古巣に苦言”の波紋日刊ゲンダイ
  5. 新・週刊フジテレビ批評・"女子アナ"に物申す(2014年6月28日放送)
  6. テンプレート:Cite news
  7. テンプレート:Cite web