マネシツグミ科

マネシツグミ科（マネシツグミか、Mimidae）は、鳥類スズメ目の科である。

マネシツグミと総称されるが、狭義にはこの1種をマネシツグミと呼ぶ。

特徴

全長20–30cm^[1]。

他の鳥類・哺乳類・物音などを声真似することから「マネシツグミ」と呼ばれる。科名は mimic（ミミック、擬態）と同根である（直接にはマネシツグミ属テンプレート:Snamei に由来する）。

系統樹は Lovette & Rubenstein (2007)^[2]などより。

マネシツグミ科はムクドリ科と姉妹群である^[2]^[3]。新世界のマネシツグミ科に対し、ムクドリ科は旧世界（オーストラリア区含む）の科である。これらはヒタキ上科に含まれる。

ムクドリ科は2つの系統に分かれ、これらを亜科または族とすることが提案されている^[2]。両米の広い範囲に住むテンプレート:En（マネシツグミ類と大陸のツグミモドキ類）と、カリブ諸島を含む中米に住むテンプレート:En（ネコマネドリ類とカリブのツグミモドキ類）である。

古くは拡大されたヒタキ科にマネシツグミ亜科テンプレート:Sname として含まれていたが、他の科より早く Mayr & Greenway (1956) により独立科となった。

Beecher (1953) はツグミ科マネシツグミ亜科テンプレート:Sname とした。これ以降はツグミ科に近縁とする説が主流となった^[4]。

国際鳥類学会議 (IOC)^[5]による。10属34種。Lovette & Rubenstein の2系統に分けた。

↑ テンプレート:Cite - 1970年までの分類史は主にこの文献による