伊東四朗・吉田照美 親父熱愛

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テンプレート:基礎情報 ラジオ番組

伊東四朗・吉田照美 親父熱愛』(いとうしろう・よしだてるみ おやじパッション)は、1997年4月13日から放送されている文化放送制作のラジオ番組。 

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概要

タイトルの「熱愛」は番組開始当時の文化放送のキャッチフレーズ「熱愛発覚」からきている。

文化放送放送日において)2009年5月23日の放送で、放送600回を達成した。

2002年12月15日と2003年1月に、講談社文庫から番組本が、それぞれ「Part1」と「Part2」として発売された。

2012年春改編で、同年4月7日より、15:00 - 17:00までの2時間に拡大。これまでの収録形式から、生放送となる。伊東は「あっぱれ土曜ワイド」以来、15年半振りに、ラジオの生放送のレギュラー番組を担当する。

15時台はヤクルトの一社提供で、「ヤクルト プレゼンツ」の冠タイトルが付く。 16時台はイオンの一社提供で、「イオン G.Gサタデー」の冠タイトルとなり、いずれも、文化放送のみのローカル スポンサーである[1]

放送時間

  • 文化放送 毎週土曜日 15:00 - 17:00
    • 1998年3月までは毎週日曜日 16:00~16:55
    • 2012年3月までは毎週土曜日 15:00~15:55

ネット局

いずれの局も同時ネット。文化放送にて「文化放送スポーツスペシャル」としてのプロ野球クライマックスシリーズ(稀に日本選手権シリーズも)の中継と重複した場合は、下記の局に向けた裏送りになる。

  • 北日本放送 土曜15:00 - 17:00
    • 2012年3月までは他のネット局と同じスポンサーなしの1時間パッケージを流していたが、文化放送では生放送番組となった2012年4月から2013年3月まで、ネット局では唯一、文化放送との同時ネットだった。2014年3月まで15:00 - 16:00だったが、4月から文化放送と同じ2時間に拡大。
  • 北陸放送 土曜16:00 - 17:00(2013年4月6日~)
  • 福井放送 土曜16:00 - 17:00(2013年4月6日~)
  • 西日本放送 土曜16:00 - 17:00(2013年4月6日~)

過去のネット局

  • 静岡放送 火曜 21:00 - 22:00
    • 2012年3月で打ち切り。
  • 山陽放送 日曜13:00 - 14:00
    • 2009年10月で一旦打ち切られたが2010年4月11日より放送再開。しかし2011年4月で再び打ち切られた。


  • この他にナイターオフ限定でネットしている局もある。

出演者

パーソナリティ

アシスタント

※ いずれも文化放送アナウンサー(遠藤は現在、フリーアナウンサー。吉田は2014年7月より、文化放送 報道記者)。

  • 水谷加奈(開始~2003年9月6日、2004年4月3日~2006年9月16日)
  • 鈴木純子(2003年9月13日~2004年3月27日。水谷の産休に伴う代役)
  • 遠藤里沙(2006年9月23日~2009年3月28日)
  • 吉田涙子(2009年4月11日~2014年7月26日)
  • 石川真紀(2014年8月2日~)

コーナー

現在

  • ニュース・パッション・・・ニュースパレードで放送された1週間のニュースを、鈴木敏夫デスク(文化放送 放送事業局 報道スポーツ センター)が解説する。鈴木はアナウンサー時代に「あっぱれ土曜ワイド」に、ニュース担当として出演していた。
  • タフマン伊東の堪忍袋・・・リスナーから寄せられた、怒りのエピソードを紹介。その怒りの共感度に応じて、大・中・小の3つの雷のうち、1つが落とされる。当初のコーナー名は「タフマン伊東の帰ってきた堪忍袋」だったが、ヤクルトのスポンサー降板後、「伊東四朗・吉田照美の堪忍袋」に変わった。レギュラーコーナー終了後、不定期で復活していた(2011年11月19日放送(11月3日収録))。その後、ヤクルトがスポンサーに復帰。2012年10月6日、レギュラーコーナーとして復活した。
  • オヤジ大学・・・『吉田照美のやる気MANMAN!』内のコーナー「やる気大学」をマイナーチェンジしたもの。教授役は照美、学生役は伊東。
  • こだわり熱愛・・・週代わりで設けるテーマを元に、伊東・照美・石川がこだわりやエピソードなどを語る。2時間番組に拡大後、芸能人が不定期で、ゲスト出演。伊東・照美・石川とともに、こだわりやエピソードを語る時がある。
  • おやじの為の健康日記・・・健康に関する情報を紹介する。
  • ハガキ熱愛・・・番組に寄せられたお便りを紹介する。
  • 今週のオヤジの名言・・・家族や、友人、知人からかけてもらった忘れられない一言や、あなたの心に残っている感動した名言。めちゃくちゃだけど、思わず納得。笑ってしまった説得力ある言葉を紹介する。伊東、照美、石川のいずれか1人が、その名言を書いた色紙をプレゼントする。

過去

  • 町の熱愛さん登場・・・当時の番組スポンサーであった、フォードの代理店の店員と電話を繋ぎ、インタビューを行った。
  • 里沙ちゃんのくだもの食べようかな?・・・本項を参照。
  • お花プレゼント・・・毎月最終土曜日、スポンサーのサカタのタネ提供の花をプレゼント。ネット局は、フィラー音楽に差し替え。
  • 前略 おやじ殿 ~愛すべき全てのおやじ達へ~ …リスナーから「おやじ」の思い出とエピソードを募集し、紹介する。
  • オレの心の○○な歌・・・週のテーマに沿った曲を、伊東・照美が選曲して紹介する。2012年9月29日終了。2012年10月13日、こだわり熱愛の中で復活。

番組テーマ曲

  • オープニング:Mr.President「I give you my heart」
  • エンディング:Mr.President「Show me the way」

その他

  • この番組ではテレビではなかなか見ることのできない伊東四朗の素顔も垣間見られ、特に若者の言葉遣いには警鐘を鳴らしている。
(例…「『なにげに』っていう言葉は無いんだよ、本当は『なにげなく』だからね」)
(例…「『すごい早い』っていう言葉はおかしいよ。形容詞と形容詞がくっつくことは無いんだから、本当は『すごく早い』」だからね)など。この他にも、各界の有名人の言動について、オープニングとエンディングで苦言を呈している。
  • 番組内で伊東は照美を「吉田教授」と呼ぶ。これは同局で過去放送されていた『吉田照美のやる気MANMAN!』内のコーナー「やる気大学」での照美の教授役からである。
  • 伊東四朗は、番組のコーナー「こだわり熱愛」での不定期企画「xxx線(鉄道)にこだわる~!!」について消極的であり、番組のプロデューサーに対して年賀状で「あの企画はもういいよね・・・。(企画化して欲しくない意)」と苦言を呈した事がある[2]
  • 2007年6月のスペシャルウィーク(2週)で人気のあった企画「似ている曲 にこだわる」は、伊東がお気に入りの企画でもあり、本放送でのグランプリは、伊東が推薦した「ハバロフスク小唄」と「皆の衆」であった。2007年10月のスペシャルウィークでは、リスナーからメロディーが似ている“インパクトのある曲”を募集した。グランプリは「翼の折れたエンジェル」と「ふられ気分でRock'n' Roll」であった。MVPとして、前2曲を応募したリスナーに、下記の本をサイン入りで贈呈している。※本番組の企画で、パーソナリティー(出演者)からリスナーにプレゼントがあるのは珍しい。今後も本企画は続行される予定である。
    • 伊東四朗 著 「ボケてたまるか!」
    • 吉田照美 著 「バルサの翼(絵本)」
  • 2007年12月15日(スペシャルウィーク)での「阿久悠にこだわる~!!」では、以下の阿久が作詞した曲が流れている。
曲目 歌手
時の過ぎゆくままに 沢田研二
熱き心に 小林旭
あの鐘を鳴らすのはあなた 和田アキ子
地平を駈ける獅子を見た 松崎しげる
また逢う日まで 尾崎紀世彦
北の宿から 都はるみ
ジョニィへの伝言 ペドロ&カプリシャス
  • 2001年から始まっている、年末の特別企画「輝く! 伊東四朗大賞! にこだわる~!!」の大賞は以下の曲目である。大賞の選曲は伊東の一存であり、売り上げや人気には一切関係が無い。
受賞年 曲目 歌手
 <tr>
<td>
2001</td>
   <td><center>PIECES OF A DREAM</td>
   <td><center>CHEMISTRY</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2002</td>
   <td><center>SAKURAドロップス</td>
   <td><center>宇多田ヒカル</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2003</td>
   <td><center>月のしずく</td>
   <td><center>RUI</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2004</td>
   <td><center>Jupiter</td>
   <td><center>平原綾香</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2005</td>
   <td><center>青春アミーゴ</td>
   <td><center>修二と彰</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2006</td>
   <td><center>しるし</td>
   <td><center>Mr.Children</td>
 </tr>
 <tr>
   <td><center>2007</td>
   <td><center></td>
   <td><center>コブクロ</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2008</td>
   <td><center>海雪</td>
   <td><center>ジェロ</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2009</td>
   <td><center>みんな空の下</td>
   <td><center>絢香</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2010</td>
   <td><center></td>
   <td><center>福山雅治</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2011</td>
   <td><center>マル・マル・モリ・モリ!</td>
   <td><center>薫と友樹、たまにムック。</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2012</td>
   <td><center>さかさまの空</td>
   <td><center>SMAP</td>
 </tr>
 </tr>
   <td><center>2013</td>
   <td><center>ピースとハイライト</td>
   <td><center>サザンオールスターズ</td>
 </tr>
  • 2009年4月11、18日の放送では、番組開始以来初めてスタジオ以外(東京ディズニーランド)から放送された。因みに伊東自身、ディズニーランドを訪れたのは生涯初だった。
  • 2009年11月14日の放送では森繁久彌を偲び、オープニングのテーマ曲が流れる前に、伊東自身が故人との想い出を語っている。

脚注

  1. ネット局は、ノンスポンサー。P.T扱い。
  2. 特定の路線の各駅についてこだわりなどを話す企画だが、両者ともほとんどの駅について縁がないため、路線内の7割以上の駅が「通過」扱いとなっていた。

関連項目

外部リンク

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