鈴蘭台西口駅
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鈴蘭台西口駅(すずらんだいにしぐちえき)は、兵庫県神戸市北区鈴蘭台南町三丁目にある、神戸電鉄粟生線の駅。駅番号はKB41。
駅構造
単式1面1線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は5両。駅舎はホーム粟生寄りにある。新開地側に50パーミル(‰)のトンネルがすぐ開いている珍しい駅である。駅構内に大きな50パーミル勾配票があることでも有名。
沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっている。
駅周辺
- 神鉄食彩館(神戸電鉄直営スーパー) - 神戸電鉄の割引乗車券の委託販売も実施
- 神戸鈴蘭台西郵便局
- 神戸市立鈴蘭台小学校
利用状況
2011年の年間乗車人数は227千人(622人 / 日)である。(神戸市統計書より)
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005 | 707 |
2006 | 710 |
2007 | 696 |
2008 | 686 |
2009 | 668 |
2010 | 668 |
2011 | 622 |
歴史
- 1937年(昭和12年) - 三木電気鉄道の鈴蘭ダンスホール前駅として開業。
- 1942年(昭和17年)12月22日 - 小部西口駅に改称。
- 1947年(昭和22年)1月9日 - 神戸有馬電気鉄道により合併され、神有三木電気鉄道(のちに神戸電鉄)の駅となる。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 鈴蘭台西口駅に改称。
その他
- 鈴蘭台 - 鈴蘭台西口 - 西鈴蘭台間は単線である。この区間は神戸電鉄でも乗客数が多いため複線化が望まれているが、地価が高いことと地形上難工事が予想されることから、目処は立っていない。
- 駅構内に50‰箇所が存在するため5両編成では停止位置が50‰勾配にかかっており、1両目車両のみ下った状態で停車していた。
隣の駅
- 神戸電鉄
- 粟生線
- ※粟生方の隣駅「西鈴蘭台駅」とは0.5kmしかなく、粟生線で最も駅間が短い。