うまかろう安かろう亭

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うまかろう安かろう亭亀戸店

うまかろう安かろう亭(うまかろうやすかろうてい)は、かつてオウム真理教の関連会社であるマハーポーシャが開いていた豚骨ラーメンチェーン

概要

主にラーメン屋、定食屋を営業しており、一部には喫茶店(うまかっちゃん)、カレー屋(運命の時)を出店していたが、ラーメンやカレーのメニューの内容は有名店のコピー的なものや宗教的なものとなっていた。また、アストラルドリンクという独特の飲料なども提供していた。

また、この他にオウムの名前を全面的に出した弁当屋(オウムのお弁当屋さん)やスナック(オウムのスナック屋さん)も運営しており、こちらは麻原彰晃の顔のイラストをトレードマークにしていた。

創業年は不明だが、オウム真理教の創立が1987年である事から、恐らく1980年代後半か1990年代前半と思われる。1995年5月麻原彰晃逮捕された事に伴い、その後僅か数年で閉店に追い込まれている。

オウム真理教との関係

当初はオウム真理教との関係を隠して営業していたが、地下鉄サリン事件以降、オウム真理教の関連企業であることが報道されるようになると、一転してオウム真理教関連のビラ書籍を置くようになった。

店内には、村井秀夫が首班となって開発したとされる空気清浄機であるコスモクリーナーが設置されていた。

1995年5月、一連のオウム真理教事件により麻原が逮捕された直後、うまかろう安かろう亭の店舗では開き直ったかのように深夜遅くにオウム真理教の歌を店外にまで聞こえるほどの大ボリュームで流していた。

従業員

従業員はすべてオウム真理教の信徒でまかなわれており、店での労働を「ワーク」と称する修行の一環として行っていたため、人件費は殆どかかっていないことが特徴。この経営スタイルは、パソコン店でも同じように行われていた。

ただし、税務上の問題から、従業員には「一定の賃金を支払った」とする形にはなっており、そこから布施という体裁をとることで、教団に還元させるシステムだった。

独特のメニュー

  • アストラルドリンク - 教団独特の飲料
  • ハルマゲ丼 - 春巻き丼のこと
  • ポアカレー - チキンカツカレーのこと
  • でっち上げ定食 - 定食のひとつ
  • 九菜(きゅうさい)ラーメン - 「救済」にかけている。
  • オウムレツセット - オムレツのこと

かつて存在した店舗

うまかろう安かろう亭

(中野店は定食屋、小岩店は丼屋、明大前店は居酒屋、その他はラーメン店)

イタリアンうまかっちゃん(喫茶店)
カフェテリア運命の時(カレー店)

参考文献

テンプレート:オウム真理教