名古屋高速4号東海線
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox road 名古屋高速4号東海線(なごやこうそく4ごうとうかいせん)は、愛知県名古屋市中川区の山王JCTから愛知県東海市の東海JCTへ至る名古屋高速道路の路線である。
道路法上は愛知県道456号高速名古屋新宝線となっている。
概要
- 起点 : 愛知県名古屋市中川区山王(山王JCT)
- 終点 : 愛知県東海市新宝町(東海JCT)
- 距離 : 12.0km
- 出入口 : 7箇所(入口 : 7箇所・出口 : 7箇所)
- 分岐 : 2箇所
- 車線 : 4車線
2010年開通を目標としていたが、用地の確保が遅れていること、工事に必要な建設資機材の調達等の諸調整に時間を要したこと、さらに、JR東海道新幹線を越える箇所については、工事着手に必要となる場所の用地の確保が遅れたことに加え、大掛かりな工事を慎重に進めなければならないことなどから、工事の完成時期が遅れた。
山王JCT-六番北出入口間(2.8km)は2010年9月4日に先行して開通した[1]。
2011年11月19日に木場出入口-東海JCT間(5.3km)が部分開通した[2]。この区間は既存の名古屋高速の各路線と離れていたため、全線開通までの間、名古屋線で最初に利用する料金所から六番北出入口-木場出入口間を1時間以内に乗り継ぐ場合、新たに料金を徴収しない制度が適用されていた[2][3]。
2013年(平成25年)11月23日に全通し[4]、名古屋高速の路線は全線開通したことになった。
全線開通によって一直線で愛知県東海市から愛知県一宮市まで短時間で結ばれている。朝夕ラッシュ時の渋滞が激しい3号大高線に代わる名古屋都心と中部国際空港のアクセス道路にもなっている。
接続する高速道路
- 名古屋高速都心環状線(山王JCTで接続)
- 伊勢湾岸自動車道(東海JCTで接続)
出入口など
出入口番号 | 施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
- | 山王JCT | (R) 都心環状線 | 0.0 | 名古屋市 | |
401 | 山王入口 | 名古屋市道江川線(江川線) | 伊勢湾岸道方面のみ | ||
411 | 尾頭橋出口 | ||||
412/402 | 六番北出入口 | 2.8 | 都心環状方面のみ | ||
413/403 | 六番南出入口 | 伊勢湾岸道方面のみ | |||
414/404 | 港明出入口 | 都心環状方面のみ | |||
415/405 | 木場出入口 | 6.7 | 伊勢湾岸道方面のみ | ||
416/406 | 船見出入口 | 都心環状方面のみ | |||
417/407 | 東海新宝出入口 | 愛知県道55号名古屋半田線 | 東海市 | ||
- | 東海JCT | 伊勢湾岸自動車道 国道247号(西知多産業道路) |
12.0 | 東海料金所を併設 |
- 401-407 南行、411-417 北行
歴史
- 2004年(平成16年)3月 : きらく橋完成。
- 2005年(平成17年)2月 : 山王JCT-港明出入口間 工事開始。
- 2006年(平成18年)11月 : 木場出入口-船見出入口間 工事開始。
- 2007年(平成19年)1月 : 船見出入口-東海JCT間 工事開始。
- 2007年8月6日 : 山王カーブ拡張工事完了。
- 2009年(平成21年)2月6日 : 2010年の全線開通を断念。
- 2010年(平成22年)9月4日 : 山王JCT-六番北出入口間(2.8km)開通。
- 2011年(平成23年)11月19日 : 木場出入口-東海JCT間(5.3km)開通。山王入口、尾頭橋出口 供用開始[2]。
- 2013年(平成25年)11月23日 : 六番北出入口-木場出入口間(3.9km)開通(全通)[4]。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:名古屋高速道路 テンプレート:名古屋高速4号東海線
テンプレート:Asbox- ↑ 2010年10月11日から2010年10月29日まで開催された国連地球生きもの会議および会議の中心になる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に間に合わせるためである。なお、六番北出入口は名古屋国際会議場の最寄の出入口になる。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 名古屋高速道路(高速4号東海線 木場〜東海JCT間)の開通のお知らせ
- ↑ 名古屋高速開通|乗り継ぎについて
- ↑ 4.0 4.1 「名古屋高速道路全線開通(高速4号東海線 六番北〜木場間)のお知らせ」(名古屋高速道路公社、2013年10月7日)