ギャラクシティ
概要
西新井文化ホールとこども未来創造館からなる複合施設。
1994年3月開館。もともとは都営住宅だった敷地で、ギャラクシティ建設とともに都営住宅も建て替えられた。
従来、財団法人足立区生涯学習振興公社が運営していたが、2005年4月1日より足立区教育委員会青少年センターに運営変更された。
2011年10月から2013年3月末までリニューアル工事のため、西新井文化ホールも含めて全館休業した。2013年3月に報道陣と周辺住民に事前公開[1]およびオープニングイベント[2]ののち、2013年4月1日に再開した。改修費用は約21億円[3]。従来は足立区が運営していたが、指定管理者に委託されることとなり、3社の共同企業体「あだち未来創造ネットワーク」(丹青社(代表企業)、JTBコミュニケーションズ、日立ビルシステム)が入札で決定した[4]。委託期間は2013年(平成25年)4月1日から2018年(平成30年)3月31日までの5年間[5]。
主要施設
下記施設群が設置されている。このほかにも喫茶室などもある。
西新井文化ホール
西新井文化ホール(にしあらいぶんかほーる)は足立区の音楽活動の中心ともなっている劇場で、約900席の座席を有し、吹奏楽のイベントなども行われており、「足立ブラスバンドフェスティバル」、「全日本吹奏楽コンクール東京支部大会(東京職場・一般吹奏楽連盟コンクール)」等が開催されており、複数の楽団が本拠地にしている。
- 拠点にしている楽団
- 足立吹奏楽団
- 足立シティオーケストラ
- 足立区民合唱団
こども未来創造館
足立区こども未来創造館(あだちくこどもみらいそうぞうかん)はプラネタリウム上映を中心としたまるちたいけんドームや高さ7.5mのロープ式クライミングウォール、大型ネット遊具をはじめとする各種遊具、音楽室等を備えた子供を中心とした文化施設。
2011年までは足立区こども科学館という名称で科学展示室、プラネタリウム、コンピュータルーム、研修室等の施設を備えていた。科学展示室は2005年9月30日で終了し[6]、2006年4月から青少年センターとなっていた。2013年4月の全面リニューアルでこども科学館と青少年センターを統合し名称変更された。
- 開館時間:09:00-21:30
- 休館日:休館日は毎月第2月曜日(祝日の際はその翌日)、夏休み期間と冬休み期間は元旦を除き無休。
- 利用料金:「まるちたいけんドーム」やクライミングウォールなど一部施設を除き無料。
- まるちたいけんドーム(プラネタリウム)
- 料金
- 個人
- 大人 500円
- 小・中学生 100円(乳幼児は無料:座席を使用する場合は有料[7])
- 団体(20名以上)
- 大人 160円
- 小・中学生 80円
プロジェクターにはコニカミノルタプラネタリウム製で直径方向の解像度が7,000ピクセルのSUPER MEDIAGLOBE-II 7Kを備える[8]。 南米チリ共和国の高山山頂にある世界最高地点の天文台、東京大学アタカマ天文台(標高5640メートル[1])からの中継静止画が一般公開されている唯一の施設[9]である。
交通アクセス
- 鉄道
- バス
脚注
外部リンク
- ギャラクシティ公式サイト
- 西新井文化ホール(イベント案内など)
- ↑ 1.0 1.1 世界最高の星空に「うぉー」 東京に新プラネタリウム 朝日新聞、2013年3月27日付
- ↑ 3月31日、産経新聞に「ギャラクシティオープニングイベント」が掲載 足立区公式ホームページ、2013年4月2日付
- ↑ 一足先に ギャラクシティを子どもたちに公開 東京MX、2013年3月26日付
- ↑ 入札当初は4社の共同事業体であったが、構成企業の1社がマンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づく監督処分(指示処分)を国土交通省から受けた(2012年12月21日付)ため、足立区が構成企業から辞退するよう促し脱退した。平成25年1月23日 足立区文教委員会議事録、子ども家庭部長発言
- ↑ 足立区ギャラクシティ指定管理者を決定 建通新聞、2012年7月12日付
- ↑ 科学展示室終了の告知 (インターネット・アーカイブ)
- ↑ まるちたいけんドーム(プラネタリウム)利用案内
- ↑ プラネタリウム設備紹介
- ↑ 最高の星空、南米から中継 東京「世界でここだけ」 朝日新聞、2013年2月27日付