千里丘駅

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ファイル:Senrioka Sta Home.JPG
構内(2006年6月4日)

千里丘駅(せんりおかえき)は、大阪府摂津市千里丘一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線である。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。

駅構造

旅客線のみに島式ホーム2面4線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。ただし、通過列車のみの1番のりばと4番のりばは柵が設置されており、利用できなくなっている。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

直営駅ではあるが駅長は配置されておらず、高槻駅が当駅を管理している。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象カードも利用可能。

千里丘駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先
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2 テンプレート:ColorJR京都線 上り(内側線) 高槻京都方面
3 テンプレート:ColorJR京都線 下り(内側線) 新大阪大阪三ノ宮方面
テンプレート:Color テンプレート:Color テンプレート:Color テンプレート:Color
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。

利用状況

当駅は摂津市だけでなく、吹田市や茨木市からの利用者も多いが、後述の摂津市駅開業もあって利用者数は減少傾向にある。

「大阪府統計年鑑」[1]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1995年 25,665
1996年 25,831
1997年 24,611
1998年 23,131
1999年 22,172
2000年 21,566
2001年 20,689
2002年 20,483
2003年 20,971
2004年 20,768
2005年 20,517
2006年 20,566
2007年 20,145
2008年 19,652
2009年 19,296
2010年 18,258
2011年 18,095
2012年 18,410

駅周辺

周囲は摂津市北端部にあたり、東海道本線の北側を並行する府道14号大阪高槻京都線産業道路)を越えた辺りから吹田市域に入る。また、当駅から茨木駅方面に向かって400m程先からは茨木市域に入る。当駅一帯は千里丘陵ではなく、そこから南東に外れた麓にあたる。

駅東口には駅前再開発によりフォルテ摂津が建設され、バスターミナルも整備された。引き続き、西口も再開発中。駅から南へ歩くと摂津市立総合福祉会館があり(現在は建物の老朽化により閉鎖。)、プラネタリウムを楽しむことができた。

当駅の東と西を結ぶ道路(府道142号正雀停車場線)は、かつては片道1車線の狭路で、交互信号が設置されていた。再開発とともに、この道路トンネルの拡幅工事も進められ、2009年平成21年)10月、2車線通行が可能になった。またかつては時間帯右折禁止だった、産業道路吹田方面からの右折が、これに併せて終日可能となった。

駅建物

この他、田村書店の階下に喫茶店が入居する。

西口方面

東口方面

バス路線

東口側には、阪急バス近鉄バスが乗り入れている。

  • 阪急バス
    • 2番のりば
    • 3番のりば
      • 58番系統 メゾン千里丘循環(宇野辺廻りと三保が池廻りの2パターンあり、平日朝夕のみ)
  • 近鉄バス
    • 1番のりば
      • 53番 摂津市内循環(正雀、別府、江口橋、鳥飼車庫、摂津市役所前経由 土曜・休日運休)
      • 55番 摂津市内循環(正雀、別府、江口橋、温水プール前、摂津市役所玄関前経由 土曜・休日運休)
      • 54番 鳥飼車庫 行(温水プール前、別府経由 土曜・休日運休、最終便のみ)
      • 30番 阪急茨木市駅行(野々宮・島南口経由 土曜朝1本のみ運行)

西口からは吹田市コミュニティバスが発着する。

      • ひまわりルート 新芦屋・メゾン千里丘・モノレール宇野辺・青葉丘・山田南・下山田・山田樫切山まわり
      • あおばルート 新芦屋・メゾン千里丘・モノレール宇野辺・青葉丘・長野公園北・下山田・山田南まわり

備考

  • 近鉄バスについては、2006年(平成18年)11月より摂津市役所玄関前経由の循環バス運行開始により、以前あった南摂津駅行の平日本数は半減となった。これ以外にも以前京阪バス京阪守口市駅や京阪門真市駅、近鉄バスのJR八尾駅に向かう路線もあったが、1997年(平成9年)の大阪モノレール線南茨木 - 門真市間開通を前後に運行が中止された。
  • さらに、2006年(平成18年)12月31日を最後に近鉄バスの以下の路線がそれぞれ乗客減少・コスト高を理由に運行休止となった。代替路線は、JR茨木駅・阪急茨木市駅からの水尾3丁目行と南摂津行である(野々宮行きについては、川端通りから南茨木駅へ向かう直線的な道路が開通した為に平成24年4月より南茨木駅からの路線が復活した。ただし、島を経由しない為、従来のルートとは大きく異なる)。これにより、当駅発着の近鉄バスは摂津市内循環系統しか走らなくなったが、土曜日朝の阪急茨木市駅行のみ残っている。
    • 31番系統 島経由 野々宮行
    • 50番系統 正雀・別府経由江口橋行(平日朝1本のみ運行)
    • 53番系統 正雀経由 別府行(鳥飼営業所出入庫を兼ねて夜のみ運行)
    • 55番系統 正雀・別府経由 南摂津駅行
  • 西口側からは、吹田市千里丘陵にある毎日放送千里丘放送センターやそれに付属する千里の湯へ向かう無料バスが乗り入れていたが、2006年度中に千里の湯が閉鎖されて、運行を終了した。ただし、関係者用と思われる千里丘放送センターへのバスは残っている。また、当駅から遠いマンションの住居者向けに当駅と各マンション間にジャンボタクシーやマイクロバスも乗り入れている。これらはマンション側と地元のバス会社やタクシー会社が契約で走っているマンション居住者専用のバスで標柱はなく、主に府道の側道から発車する。以前は、西口の出入口すぐから発車していたが、ガードを潜る府道に側道が出来たことなどから、交通が支障しにくい府道の側道へ発着が移動しつつある。
  • 産業道路の千里丘交差点付近まで吹田市のコミュニティバスのすいすいバスも乗り入れていたが、千里丘ガード拡幅後はその側道まで乗り入れるようになり駅までかなり近くなった。

歴史

元々は地上駅だったが、大阪万博で最寄り駅へ想定され、それに併せて橋上駅舎化などの再開発を行う予定だった。しかし、最寄り駅競争は北隣の茨木駅に敗れ、その後約10年間再開発されないままだった。

年表

当駅の東側には阪急京都本線が走っているが、当駅から近い位置に摂津市駅2010年(平成22年)3月14日に開業した。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:ColorJR京都線(東海道本線)
テンプレート:Color新快速・テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color普通
茨木駅 - 千里丘駅 - 岸辺駅
※当駅 - 岸辺駅間に吹田信号場があるが、旅客線上の施設は存在しない(併走する貨物線のみ)。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 大阪府統計年鑑 - 大阪府