藤森雅也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月16日 (水) 15:18時点におけるWoodblu (トーク)による版 (外部リンク)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:BLP unsourced 藤森 雅也(ふじもり まさや、1964年 - )は亜細亜堂に所属する日本男性アニメーターキャラクターデザイナーアニメーション監督アニメーション演出家である。

来歴・人物

大阪芸術大学映像科を卒業後、1987年亜細亜堂へ入社。同期には湯浅政明佐藤竜雄などがいる。

アニメーターとして作画監督原画を担当するだけでなく、演出家としても活躍しており、『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』(2002年)では劇中のレースシーン絵コンテを担当して迫力あるシーンを作り上げ、『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』(2004年)では、クライマックスパートの絵コンテ演出・作画監督を単独で担当している。『おまえうまそうだな』(2010年)で劇場映画の初監督を務めた。

アクションも好きで、『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』(2012年)で監督を務めた際に、「アクションが本当に好きで、自分の映画を作るときは、本来アクションが必要ないものでも1シーンでもいいからアクションシーンを作ってやろうと思っちゃいます」と述べている[1]

また、自身の手がけた作品について語る場面では『絶対少年』(2005年)を挙げており、「自分が手掛けた作品の中でも特に思い出深いのものは『絶対少年』という作品で、オープニングが完成した時はすごく手応えを感じたので、自分の中でつくった中では一番のフィルムです。」と話している[2]

藤森の作る作品については周辺の人物も高く評価しており、『忍たま乱太郎』第16期-第19期のOPでは、アニメーションプロデューサーの松山竜一郎が「前のOP(16期~)は藤森(雅也)くんが10年流せるものを作るって意気込みで作った物なんですよ。それくらい力を入れたものだったので、おかげさまで評判も良かったんですが次のハードルがやたらと高くなってしまいました。」と述べている。[3]

主な参加作品

テレビアニメ

OVA

劇場アニメ

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. [ http://www.creativevillage.ne.jp/cafe/fujimori.html 映画『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』 監督 藤森雅也さん] -■ とにかくアクションははずせない
  2. [ http://www.creativevillage.ne.jp/cafe/fujimori.html 映画『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』 監督 藤森雅也さん] -■ 他のアニメと違って“視点”が変わっていた
  3. 忍たま乱太郎アニメーションブック 忍たま忍法帖とくもり!"「別冊レイアウト・原画集」の裏方よもやまスペシャル
  4. 第16期~第19期のOPで絵コンテ・演出・作画監督を務めた。
  5. アニメージュ2011年8月号「【第四十四回】この人に話を聞きたい 聞き手 小黒祐一郎」で紹介された藤森雅也 主要作品リスト(89ページ)でOP絵コンテ・演出も担当と判明した。
  6. アニメージュ2011年8月号「【第四十四回】この人に話を聞きたい 聞き手 小黒祐一郎」で紹介された藤森雅也 主要作品リスト(89ページ)でOP絵コンテ・演出も担当と判明した。

外部リンク

関連項目

テンプレート:Anime-people-stub