上社ジャンクション
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テンプレート:高速道路施設 上社ジャンクション(かみやしろジャンクション)は、愛知県名古屋市名東区にある名古屋第二環状自動車道本線(環状部)と支線(東名高速道路と接続する連絡路、名古屋支線)とを接続するジャンクションである。
ジャンクション構造
概要
三叉分岐のジャンクションで、南北に走る名古屋第二環状自動車道本線に名古屋IC方面の連絡路が東側に分岐する構造である。1993年、名古屋第二環状自動車道(当時は東名阪自動車道) 名古屋IC-勝川IC間の開通とともに設置された。ただし、設置時には南側の高針JCT方面が未開通であったため、本線の一部として機能した。分岐の機能を持つのは、当JCT-高針JCT間が開通した2003年からである。
構造と線形
当JCTは環状2号(名古屋環状2号線・国道302号)と東山通(愛知県道60号名古屋長久手線)の交差点上に設けられた高架構造である。名古屋第二環状自動車道北東部は半地下構造であるが、当JCTの北 300m程の所で高架構造となる。ランプはそれぞれ2車線が確保され、制限速度は40km/hである。
当JCTは本線と支線が直交しておらず、斜角をもって接続している。このことから、準直結型の三叉分岐ではあるものの、ランプによっては、曲線半径が小さくかつ曲線長が長い線形が見られる。とりわけ名古屋ICから楠方面へ向かうランプは、ほぼ180度転回する線形であることから快適な走行が難しく、事故も多発している。このため、警告標識・表示等を多数設置してドライバーに急カーブであることを促している他、接続する連絡路の制限速度も40km/hに制限している。
道路
- 名古屋第二環状自動車道(5-1番)
- 本線(環状部)
- 支線(名古屋支線)
隣
- 名古屋第二環状自動車道本線
- (4)高針JCT - (5)上社南IC - (5-1)上社JCT - (6)上社IC
- 名古屋第二環状自動車道支線
- (21)名古屋IC - (5-2)本郷IC - (5-1)上社JCT
2011年3月20日に名古屋南JCT - 高針JCT間が開通するまで、当JCTを南進すると名古屋高速2号東山線春岡まで出口がなかった。