ひぐちアサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年9月5日 (木) 01:03時点におけるRyokie38 (トーク)による版 (生年 = {{生年月日と年齢|1970|5|17}}<ref name="natalie">字元修正)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists ひぐち アサ1970年5月17日[1] - )は、日本の女性漫画家埼玉県さいたま市出身[2]。代表作は『おおきく振りかぶって』。

来歴

埼玉県さいたま市で生まれる。中学ではソフトボール部に在籍[1]、進学先の埼玉県立浦和西高等学校でも引き続きソフトボール部に在籍する。

その後、法政大学文学部心理学科に進学し[2]、スポーツ心理学を専攻[1]。大学では漫画研究会や写真研究会に所属していた。

大学卒業後の1998年ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞(春)に「ゆくところ」を投稿、四季賞を受賞する。同年、『月刊アフタヌーン』(講談社)8月号に「ゆくところ」が掲載され、漫画家デビューを果たす。

以後、『月刊アフタヌーン』で、「家族のそれから」「ヤサシイワタシ」といった、家族のきずななどを描いた内面的な作品を発表する[3]

2003年、それまで描いていた恋愛ドラマや家族ドラマから離れ、高校野球をテーマにした「おおきく振りかぶって」の連載を開始[1]。同作では作者自身の経験を活かしてスポーツ科学やメンタルトレーニングを取り入れ[1]、野球マンガに新たな表現の可能性を示した[3]。そのことが評価され、2006年に「おおきく振りかぶって」で第10回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した[3]。翌2007年には「おおきく振りかぶって」で第31回講談社漫画賞一般部門を受賞した[4]

人物

独特な台詞回しによって登場人物の人間関係を描く作風で、繊細な心理描写が特徴。

2010年6月30日、埼玉県営大宮公園野球場で、埼玉西武ライオンズ主催のゲーム(相手は北海道日本ハムファイターズ)が「おおきく振りかぶって」のコラボレーションで始球式を務めた。

おおきく振りかぶって」の長期休載(2011年)期間中に長女を出産したことを明かしている[5]

作品リスト

その他の活動

  • おおきく振りかぶって(テレビアニメ) - 原作者として作品を全面監修。
  • おおきく振りかぶってマスコットフィギュア(ユージン)- 水谷文貴、栄口勇人、泉孝介のフィギュアの監修。

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. 月刊アフタヌーン 2011年11月号

テンプレート:Manga-artist-stub