東武バスウエスト川越営業事務所

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川越営業事務所所属車

東武バスウエスト川越営業事務所(とうぶバスウエストかわごええいぎょうじむしょ)は、東武バスウエストの営業所。傘下に坂戸営業所を持つ。以前は新座営業所(現・新座営業事務所)も傘下にあった。東武バスの営業所としては最も古い営業所である。

川越駅(東口)をターミナルとし、川越市内及び川越市から北側の各駅・自治体を結ぶ路線を所管している。

所在地

埼玉県川越市神明町14-8。最寄りバス停名は「神明町車庫」。

  • かつて存在した国際興業バス川越営業所が、道を挟んで斜め向かいにあり、そちらもバス停は「神明町車庫」と称した。

沿革

川越西町駅 - 越生梅園、川越西町駅 - 神明町、川越西町駅 - 高坂駅の3路線運行開始。
その後、川越・坂戸・東松山周辺を中心に路線を展開。
  • 1939年(昭和14年)6月 - バス事業を東武自動車へ移管。
  • 1947年(昭和22年)2月 - 東武鉄道が東武自動車を合併。
  • 1962年(昭和37年)3月 - 現在地(神明町)へ車庫移転。
  • 1963年(昭和38年)12月 - 川越駅 - 赤城山間急行バス運行開始。
  • 1977年(昭和52年)4月1日 - 越生出張所を移転し、川越営業所坂戸出張所開設。
  • 1989年(昭和64年)1月5日 - 川越03系統(川越駅 - 鴻巣車庫線)を免許センターへ延長。
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 東松山出張所を川越営業所東松山出張所に組織変更。
  • 1996年(平成8年) - 川越シャトル運行開始。
  • 1997年(平成9年)4月1日 - 東松山出張所を移転し、熊谷営業所森林公園出張所開設。
  • 2001年(平成13年)4月1日 - 森林公園出張所を川越営業所森林公園出張所に組織変更。
  • 2002年(平成14年)4月1日 - 東武バスウエスト川越営業事務所になる。坂戸出張所を坂戸営業所に改名し、新座営業所と共に傘下営業所化。森林公園出張所は川越観光自動車へ移管。
  • 2003年(平成15年) - 東松山駅 - 高坂駅線・川越駅 - 上福岡駅線(3月31日限り)廃止。
  • 2006年(平成18年)7月20日 - 坂戸駅南口 - 川越駅西口 - 成田空港線運行開始。
  • 2007年(平成19年)3月18日 - 川越営業事務所管内の路線全てにPASMOを導入 
  • 2008年(平成20年)4月25日 - ミッドナイトアロー東松山・森林公園駅運行開始。
  • 2009年(平成21年)4月15日 - 小江戸川越(神明町車庫・本川越駅・川越駅西口)- 東京ディズニーリゾート・新浦安線運行開始。

輸送人数

現行路線

川越駅発着

[名01]・[川越08]系統を除く全路線は本川越駅を経由し、[川越05]・[川越06]・[川越08]系統を除く各路線が蔵の街を経由する。

川越駅 - 神明町車庫線

  • 川越01:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫
  • 川越05:川越駅 - 月吉町 - 神明町車庫 ※蔵の街非経由

川越駅 - 城西高校 - 八幡団地 - 東松山駅線

  • 川越02:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校(城西高校行は土休日のみ、城西高校始発便は平日のみ)
  • 川越02:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校 - 川島郵便局前 - 八幡団地(八幡団地行深夜バスを運行)
  • 川越02:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校 - 川島郵便局前 - 八幡団地 - 古凍 - 東松山駅
  • 川越02:神明町車庫 → 城西高校 → 川島郵便局前 → 八幡団地 → 古凍 → 東松山駅(早朝の出庫のみ)

川越駅 - 城西高校 - 小見野 - 鴻巣駅 - 鴻巣免許センター線

  • 川越03:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校 - 平沼 - 小見野 - 古名 - 鴻巣駅 - 鴻巣免許センター
  • 川越03:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校 - 平沼 - 小見野 - 古名 - 鴻巣駅
  • 川越03:川越駅 - 札の辻 - 神明町車庫 - 城西高校 - 平沼 - 小見野 - 新荒子
  • 川越03:神明町車庫 - 城西高校 - 平沼 - 小見野 - 古名 - 鴻巣駅(土休日のみ)

川越駅 - 宮元町 - 山ヶ谷戸 - 桶川駅西口線

  • 川越04:川越駅 - 札の辻 - 宮元町 - 釘無 - 山ヶ谷戸 - 日出谷 - 桶川駅西口
  • 川越04:川越駅 - 札の辻 - 宮元町 - 釘無 - 山ヶ谷戸
  • 川越04:神明町車庫 - 宮元町 - 釘無 - 山ヶ谷戸 - 日出谷 - 桶川駅西口

川越駅 - 埼玉医大 - 川越運動公園線

  • 川越06:川越駅 - 松江町二丁目 - 宮下町 - 埼玉医大
  • 川越06:川越駅 - 松江町二丁目 - 宮下町 - 埼玉医大 - 川越運動公園
  • 川越06:川越駅 - 松江町二丁目 - 宮下町 - 埼玉医大 - トワーム小江戸病院 - 川越運動公園

川越06系統の上尾駅西口 - 平方 - 川越駅間の便は上尾営業所が担当。

川越駅 - 宮下町循環線

  • 川越08:川越駅 → 通町 → 市役所前 → 宮下町 → 市役所前 → 通町 → 川越駅 <宮下町循環>(土休日1便のみ)

川越駅 - 札の辻 - パイオニア前線

  • 川越09:川越駅 → 札の辻 →パイオニア前(平日のみ)

川越駅 - 小江戸名所巡り線

  • 名01:川越駅 → 喜多院 → 川越駅)<小江戸名所巡り・喜多院先回り>

上福岡駅・ふじみ野駅発着

ふじみ野駅を発着するバスは、2009年に新座営業事務所(共管当時は新座営業所)との共管となった。

上福岡駅西口 - 鶴ケ岡循環線

  • 上福03:上福岡駅西口 → ビバモール前 → 鶴ケ岡保育所入口 → 上福岡駅西口 <鶴ケ岡循環・ビバモール前先回り>(始発 - 14時)
  • 上福03:上福岡駅西口 → 鶴ケ岡保育所入口 → ビバモール前 → 上福岡駅西口 <鶴ケ岡循環・鶴ケ岡保育所入口先回り>(14時 - 終発)
  • 上福04:上福岡駅西口 - 鶴ケ岡一丁目 - さくら通り - 大井総合支所前(東和銀行前)

ふじみ野駅西口 - 大井循環線

  • ふじ01:ふじみ野駅西口 → ふじみ野高校 → ヤマハ(文京学院大学) → 大井総合支所 → ふじみ野高校 → ふじみ野駅西口 <大井循環>
  • ふじ01:ふじみ野駅西口 → ふじみ野高校 → ヤマハ(文京学院大学) → 大井総合支所 → さくら住宅
  • ふじ01:ヤマハ(文京学院大学) → 大井総合支所 → ふじみ野高校 → ふじみ野駅西口

ふじみ野駅西口 - 上福岡駅東口線

  • ふじ02:ふじみ野駅西口 - ふじみ野高校 - ヤマハ(上福岡駅方面)・大井総合支所(ふじみ野駅方面) - 上福岡駅東口

ふじみ野駅西口 - イオン循環線

  • ふじ03:ふじみ野駅西口 → イオン大井店 → 大井総合支所 → ヤマハ(文京学院大学) → イオン大井店 → ふじみ野駅西口 <イオン循環>

ふじみ野駅西口 - 鶴瀬駅東口線

  • 鶴01:ふじみ野駅西口 - 苗間神明神社 - 鶴瀬駅東口
    • かつての鶴瀬 - 大井亀久保循環線のうち、ふじ01となった区間の残り。大井循環線が食事休憩するために、大型車で運用される。

深夜急行バス

ミッドナイトアロー東松山・森林公園駅

  • 川越駅東口 → 本川越駅森林公園駅南口
    • 毎週金曜日の深夜25:00発(正確には土曜日の午前1:00)。
    • 東上線池袋駅0:15発、準急川越市駅ゆきの電車で接続可能になっている。

高速バス

川越観光自動車森林公園営業所千葉交通成田営業所と共同運行。当初この2社で運行しており、2006年7月20日から東武バスウエストが加わって3社共同運行となった。
東京ベイシティ交通(千鳥営業所)と共同運行。
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コミュニティバス

※:同社担当路線及び運行区間については川越シャトル#現行路線を参照。
なお、東武バスウエスト運行便は以下の路線を担当。
10系統11系統12系統13系統20系統40系統(西武バスと共同運行)・42系統43系統

廃止路線

  • 川越02:川越駅 - 福田(城西高校行きに路線延長)
  • 川越02:川越駅 - 上伊草(戸守行きに路線延長)
  • 川越02:川越駅 - 戸守(八幡団地開設に伴い路線短縮)
  • 川越03:川越駅 - 荒子(新荒子行きに路線延長)
  • 川越04:川越駅 - 牛ケ谷戸(山ケ谷戸行きに路線延長)
  • 川越05:川越駅 - 芳野中学校(初代・川越05系統)
  • 川越05:川越駅 - 芳野中学校 - 埼玉医大 - 川越駅 (芳野中学校先回り・埼玉医大先回り 川越駅行き<循環>) <初代・川越05系統>、2008年3月31日で廃止
  • 川越07:神明町車庫 - 上福岡駅
  • 川越07:川越駅 - 上福岡駅
  • 川越11:川越駅 - 仙波町循環(初代・川越11系統)
  • 川越11:川越駅 - 出丸
  • 川越12:川越駅 - 川島循環
  • 上福03:上福岡駅 - ヤマハ(ふじ02(新座営業所所管)へ統合)
  • 東松03:東松山駅 - 上中曽根
  • 東松07:東松山駅 - 国立婦人教育会館
  • 東松09:東松山駅 - 高坂駅 - 鳩山ニュータウン(同区間のみの高01は川越観光バスが運行)
  • 高坂01:東松山駅 - 高坂駅
    • 2002年の森林公園出張所移管後、東松09のうち、東松山駅~高坂駅間のみが移管されずに残り、新たに高坂01として運行されていたもの。運行は土休日1本のみで、2003年3月31日限りで廃止。
  • 名02 小江戸名所めぐり 蔵の街先回り(川越駅 - 喜多院 - 川越駅)

系統番号付与以前(ツーマン時代に廃止)

  • 川越駅 - 熊谷駅(共管。ワンマン化時、川越駅 - 東松山駅、東松山駅 - 熊谷駅に分断)
  • 川越駅 - 中山(ワンマン化時、上伊草行きに短縮)
  • 川越駅 - 八ツ林(ワンマン化時、荒子行きに延長)
  • 川越駅 - 北田島 - 下菅間(ワンマン化時、府川・下菅間経由芳野中学校行きに変更)
  • 川越駅 - 大仙波 - 宮下町(ワンマン化時、宮下町循環に変更)
  • 川越駅 - 仙波下 - 宮下町(ワンマン化時、仙波町循環に変更)
  • 川越駅 - 南部循環
  • 神明町車庫 - 池袋駅東口(共管)
  • 神明町車庫 - 志木駅北口
  • 神明町車庫 - 志木駅南口
  • 神明町車庫 - 新河岸駅
  • 神明町車庫 - 下新河岸
  • 芳野中学校 - 下新河岸

車両

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  • 一般路線車(低公害車として日野・ブルーリボンシティハイブリッド車も含まれる)を主とし、他に小江戸名所めぐり用に専用塗装を施した中型車の日野・レインボーが配置されている。小江戸名所めぐりは基本的に同車を使用するが、一般塗装の車両が使用されることもある。
  • 2006年10月10日川越ナンバーご当地ナンバー)の供用開始により、川越営業事務所に入る新車は川越ナンバーで登録される。
  • 当初はいすず車で統一されていたが、1970年6月、川越駅 - 神明町車庫線のワンマン化に伴い日野車6両(社番5509 - 5514)が投入された。以降、各系統のワンマン化に伴う新車投入は日野車となり、残存するツーマン専用のいすず車は1973年日野車に置き替えられた。
  • 1971年、川越駅 - 東松山駅線のワンマン化で後乗り前降り方式を採用、整理券の使用を開始、青とアイボリーの新塗装(当時)の7両(社番5658 - 5664)が投入された。併せて、1970年投入のワンマン車6両に対して整理券発行器と運賃表示器の取り付け、方向幕の自動巻化、側面方向幕の後部入口ドア横への移設が実施された。

参考文献

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 東武交通広告のご案内

関連項目

外部リンク

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