ユメロマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年2月27日 (木) 22:20時点におけるIhimutefu (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox ユメロマン日本競走馬北海道北海道静内農業高等学校畜産科(現在は生産科学科)[1]および馬術部[2]の生徒によって授業の一環で種付け、生産、育成された[1][2]サラブレッドである。

経歴

2003年のサマーセールにおいて田中春美騎手田中勝春の実父)に[3][2]250万円[1]消費税[3])で売却され、美浦トレーニングセンター宗像義忠厩舎に所属し[1][4]中央競馬で競走生活を送った。

デビュー戦は2005年2月13日[1][2]東京競馬第6競走の3歳新馬戦で単勝4番人気ながら1着となり[4][1]、メディアに「高校生の生産馬が勝利」などと報じられた。騎乗していたのは田中勝春であった[4][1][2]

その後はなかなか勝利を挙げられなかったが、2005年12月10日中京競馬第8競走の条件戦(サラブレッド系3歳上500万円以下・芝2500メートル)でダヴィ・ボニヤを背に、9番人気ながら最後の直線で差し切り、2勝目を挙げた。

2006年2月には重賞へ出走する計画があったが、骨折により断念[5]。以降も故障と休養を繰り返したが、その間も勝ちきれないものの善戦をしていた。長距離をこなす産駒が多いジェネラス産駒らしく、本馬も中長距離戦を得意としていた。

2008年4月19日中山競馬第8競走の条件戦(サラブレッド系4歳上500万円以下・芝2000メートル)で[6]、田中勝春を背に[7]約2年4か月ぶりの勝利を挙げた[6]が、その後は4戦して勝てず[8]、同年9月17日付けで日本中央競馬会 (JRA) の競走馬登録を抹消され[8]、引退した[9]

競走馬引退後は乗馬となり、2009年6月に北海道静内農業高等学校へ戻った[10]ノーザンホースパークで開かれた馬術競技大会にも参加している[11]

その他

桐原書店発行の高等学校用英語教科書『WORLD TREK』に[12]、本馬のエピソードが取り上げられている[13][12]

血統表

ユメロマン血統ニジンスキー系/Nijinsky 3×5=15.63% Northern Dancer 4×4・6=14.0625%)

*ジェネラス
Generous
1988年 栗毛
Caerleon
1980年 鹿毛
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
Foreseer Round Table
Regal Gleam
Doff the Derby
1981年 鹿毛
Master Derby *ダストコマンダー
Madam Jerry
Margarethen Tulyar
Russ-Marie

サクラトキメキ
1994年 鹿毛
アンバーシャダイ
1977年 鹿毛
*ノーザンテースト
Northern Taste
Northern Dancer
Lady Victoria
*クリアアンバー
Clear Amber
Ambiopoise
One Clear Call
サクラエンドレス
1989年 鹿毛
サクラユタカオー *テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハッスル マルゼンスキー
*バイマイラブ F-No.16-g

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

  • 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 テンプレート:Cite web
  • 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 テンプレート:Cite web
  • 3.0 3.1 テンプレート:Cite web
  • 4.0 4.1 4.2 テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web
  • 6.0 6.1 テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web
  • 8.0 8.1 テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web
  • 12.0 12.1 テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web