日吉町 (鹿児島県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 日吉町(ひよしちょう)は、鹿児島県の西部、薩摩半島の中北部に位置していた町。
2005年5月1日に、伊集院町・東市来町・吹上町と合併し、日置市となった。
目次
地理
薩摩半島西海岸の中央部、日置郡の西部に位置しており、町域は南北に8Km、東西に5.2Kmであり、半楕円形状をなしている[1]。東部は山岳地帯となっており、集落が散在しているが、西部は平坦な台地となっており、集落や耕地が点在している。海岸は吹上浜県立自然公園の一部で、長大な砂丘地帯となっており、その周辺は砂防林と畑地となっている。
大字
日吉町は神之川、日置、山田、吉利の4大字から構成されていた。このうち神之川は1956年(昭和31年)の下伊集院村分割によって編入された大字である。これらは現在の日置市日吉町神之川、日吉町日置、日吉町山田、日吉町吉利にあたる。
隣接していた自治体
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、以下の2村が成立
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 日置村と吉利村が新設合併し町制施行、日吉町が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 下伊集院村の一部を編入。
- 2005年(平成17年)5月1日 - 伊集院町・東市来町・吹上町と合併し、日置市となる。
町名の由来
町名は日置村と吉利村の頭文字をとり、合成したことに由来している[1]。
姉妹都市・友好都市
地域
人口
以下に日吉町の人口遷移を示す。1955年(昭和30年)以前については日置村及び吉利村の人口の合算である[3]。
年 | 世帯数(世帯) | 人口(人) |
---|---|---|
1920年(大正9年) | 2,324 | 10,295 |
1925年(大正14年) | 2,348 | 10,449 |
1930年(昭和5年) | 2,302 | 10,471 |
1940年(昭和15年) | 2,217 | 9,770 |
1950年(昭和25年) | 2,939 | 13,842 |
1960年(昭和35年) | 2,860 | 11,072 |
1970年(昭和45年) | 2,533 | 7,984 |
1980年(昭和55年) | 2,472 | 7,048 |
教育
中学校
小学校
- 日吉町立日新小学校
- 日吉町立日置小学校
- 日吉町立住吉小学校
- 日吉町立吉利小学校
- 日吉町立扇尾小学校
交通
- 最寄空港は鹿児島空港
道路
- 一般国道
- 県道
バス
鉄道(廃止路線)
脚注
関連項目
外部リンク
- 日吉町 - 合併後もホームページが残されている