虎杖浜駅

テンプレート:駅情報 虎杖浜駅（こじょうはまえき）は、北海道白老郡白老町字虎杖浜にある北海道旅客鉄道（JR北海道）室蘭本線の駅である。駅番号はH27。電報略号はコヨ。

室蘭本線の駅では白老町の最西端にあたる（最東端は社台駅）。

駅構造

• 相対式ホーム2面2線の地上駅である。
• 無人駅である。
• 小さく開放的で簡易な駅舎をもつ。

駅名の由来

このあたりはアイヌ語で「クッタルシ」（イタドリがたくさん生えている場所の意）といわれていた。それを「虎杖（いたどり）と和訳したものをさらに音読みし、浜辺にあるため浜を附して駅名は「虎杖浜」となった。

駅周辺

• 国道36号
• 白老町役場虎杖浜出張所
• 苫小牧警察署虎杖浜駐在所
• 虎杖浜郵便局
• 室蘭信用金庫虎杖浜支店
• いぶり中央漁業協同組合本所
• 白老町立虎杖中学校
• 虎杖浜温泉
• 虎杖浜温泉ホテル
• 道南バス「虎杖浜駅前」停留所

歴史

ファイル:Kojohama eki.jpg

1976年の虎杖浜駅と周囲約500m範囲。左下が東室蘭方面。駅前の通りは浜から真直ぐ敷かれているが、既に貨物取扱が廃止されて15年以上経ち、海産物積込で賑わっていた面影は無い。国土交通省 国土画像情報（カラー空中写真）を基に作成

この地は農業に不向きであったため、古くから漁業が盛んであった。大正5年の漁業組合設立以来漁獲量を増やしてきたが、輸送がネックとなっていたため、大正7年以来停車場設置の陳情を行なっていたが、昭和2年の陳情が功を奏して当駅開設となった。

• 1928年（昭和3年）8月5日 - 国有鉄道の駅として開業。一般駅。
• 1960年（昭和35年）8月1日 - 貨物取扱い廃止。
• 1980年（昭和55年）5月15日 - 荷物取扱い廃止。無人化。簡易委託化。
• 1981年（昭和56年）1月 - 駅舎改築。
• 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。

隣の駅

北海道旅客鉄道

室蘭本線

登別駅 (H28) - 虎杖浜駅 (H27) - 竹浦駅 (H26)

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧