庭瀬駅
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庭瀬駅(にわせえき)は、岡山県岡山市北区平野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
線路名称上は山陽本線単独駅であるが、運転系統上は伯備線の列車も乗り入れる。
駅構造
相対式ホーム2面2線のホームを持つ地上駅である。上下線の間にはホームのない待機線(中線)が1本存在したが2014年7月に倉敷側の半分程を残し撤去された。
直営駅(岡山駅の被管理駅[1])。2007年(平成19年)に自動改札化された。また、2008年(平成20年)12月13日に下りホーム側にも改札口(南口)が設置された[2]。これにより、庭瀬駅南側から踏切を渡らなくとも当駅に行き来することができる。
2008年(平成20年)3月のダイヤ改正に合わせ、上りホーム全体のかさ上げ工事が行われた。また、電車の停車位置が以前より岡山駅寄りに変更された。なお、跨線橋にはエレベータが設置されている。
ICOCA利用可能駅(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。自動改札機は北口では開閉式であるが、当駅開業後に設置された南口では簡易式となっている。普通乗車券で南口から出場する場合は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 (テンプレート:Color伯備線含む) |
上り | 岡山・姫路・播州赤穂方面 |
2 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 倉敷・福山方面 |
テンプレート:Color伯備線 | 倉敷・備中高梁・新見方面 |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 4,117 |
2000 | 3,996 |
2001 | 3,953 |
2002 | 3,925 |
2003 | 3,893 |
2004 | 3,815 |
2005 | 3,798 |
2006 | 3,693 |
2007 | 3,692 |
2008 | 3,748 |
2009 | 3,640 |
2010 | 3,604 |
2011 | 3,677 |
駅周辺
歴史
- 1891年(明治24年)4月25日 - 山陽鉄道 岡山駅 - 倉敷駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1960年(昭和35年)10月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年) - みどりの窓口営業開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 -国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)5月23日 - ICOCA対応の自動改札機設置(同年9月1日よりICOCAが利用可能となる)。
- 2008年(平成20年)12月13日 - 南口改札供用開始。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線・テンプレート:Color伯備線(伯備線は倉敷駅まで山陽本線)
- テンプレート:Color快速「サンライナー」
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「サンライナー」
脚注
- ↑ 以前は倉敷駅・中庄駅の管理下だったが、管理範囲を行政区域と原則一致させたい岡山支社の方針から2010年に移管された。
- ↑ 山陽本線庭瀬駅南口の開設について(JR西日本)テンプレート:リンク切れ
- ↑ 出典:岡山県統計年報