但馬三江駅

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テンプレート:駅情報 但馬三江駅(たじまみええき)とは、兵庫県豊岡市日撫に所在する、北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線である。愛称は「コウノトリの郷駅」。

普通列車(ワンマンカー)のみ、停車する。

北近畿タンゴ鉄道のほとんどの駅が京都府内に所在する中で、当駅と豊岡駅の2駅のみが兵庫県に所在している。兵庫県北部にある駅で駅名に「但馬」の冠が付いているのはここだけである。

駅構造

豊岡方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅。かつては島式1面2線であったが、片側の線路が撤去されたため、分岐器絶対信号機のない停留所となった。

無人駅で開業時の駅舎が残る。自動券売機は設置されていない。老朽化のため待合室以外は使用出来ない状態であったが、2009年(平成21年)度に豊岡市の負担で駅舎の改修が行われた。駅舎はKTRの施設だが、豊岡市が借り入れ、地元地域のグループ「コウノトリの郷駅応援団」が管理している。

「コウノトリの郷駅応援団」は駅舎改修後、独自に旧事務所内装を改装し、2010年(平成22年)9月に旧駅事務所において「駅そば ぽっぽや」を開店させた。[1]

また、国鉄時代のトイレは老朽化のため撤去され、駅舎改修時新たに豊岡市が市の施設として別棟で新築された。

駅周辺

利用状況

1日平均の乗車人員は3人である(2012年度)。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

  • 3人(2003年度)
  • 3人(2004年度)
  • 3人(2005年度)
  • 6人(2006年度)
  • 2人(2007年度)
  • 5人(2008年度)
  • 5人(2009年度)
  • 6人(2010年度)
  • 3人(2011年度)
  • 3人(2012年度)

歴史

ファイル:Tajimamie stn.jpg
改修前の駅舎(2009年6月)
  • 1929年昭和4年)12月15日 - 峰豊線の豊岡駅 - 久美浜駅間開業により設置。
  • 1930年(昭和5年)3月 - 駅舎竣工[2]
  • 1932年(昭和7年)8月10日 - 舞鶴駅(現在の西舞鶴駅) - 豊岡駅間全通により峰豊線が宮津線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1990年(平成2年)4月1日 - 北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月10日 - 「コウノトリの郷駅」と、愛称が設定される[3]
    • 6月 - 豊岡市(KTR出資者)の補正予算に但馬三江駅駅舎の改修経費600万円が計上される[2]
  • 2010年(平成22年)
    • 2月6日 - 駅舎改修工事が竣工。「改築完成記念イベント」が開催される[4]
    • 3月 - トミーテック『鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~vol.10』のキャラクターの1人が、当駅名を由来とした「但馬みえ」として発売される。さらに、同年4月1日には、KTR販売版として特別バージョンが限定1000個でKTRの有人駅と車販限定で販売された[5]
    • 9月25日 - コウノトリの郷駅応援団が旧駅事務所にて「駅そば ぽっぽや」を開店[1]
  • 2011年(平成23年)4月 - 駅舎周辺に「旧円山川橋梁」記念モニュメント(橋脚モニュメントとレールモニュメント)が設置される[6]

隣の駅

※久美浜駅から特急「はしだて」となる快速列車は停車しない。

北近畿タンゴ鉄道
宮津線
久美浜駅 - 但馬三江駅(コウノトリの郷駅) - 豊岡駅

関連項目

脚注

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テンプレート:北近畿タンゴ鉄道宮津線

  1. 1.0 1.1 神戸新聞 2010年9月26日但馬版
  2. 2.0 2.1 神戸新聞 2009年6月27日 [1]テンプレート:リンク切れ
  3. 神戸新聞 2009年5月11日 [2]テンプレート:リンク切れ
  4. 兵庫県豊岡市 [3]
  5. 読売新聞 2010年3月23日但馬版
  6. 兵庫県豊岡市[4]