紀元前486年
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紀元前486年は、ローマ暦の年である。当時は、「ウェケッリヌスとルティルスが共和政ローマ執政官に就任した最初の年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元268年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前486年と表記されるのが一般的となった。
できごと
エジプト
- ダレイオス1世の死去に際し、エジプトでアケメネス朝ペルシアの支配に対する反乱が起こった。この反乱は、恐らく西デルタのリビア人に率いられ、翌年、クセルクセス1世によって鎮圧された。
共和制ローマ
- 3度目の執政官となったスプリウス・ カッシウス・ウェケッリヌスは、貧しいプレブスを助けるための農地改革法を提案したが、パトリキや豊かなプレブスからの強い反発を受け、処刑された。
中国
芸術
誕生
死去
- ダレイオス1世:アケメネス朝ペルシアの王(紀元前550年生)
- スプリウス・ カッシウス・ウェケッリヌス:ローマの執政官