小出吉英
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小出 吉英(こいで よしふさ/よしひで)は、江戸時代前期の大名。但馬国出石藩2代および4代藩主、和泉国岸和田藩3代藩主。出石藩小出家3代。小出吉政の長男。
慶長9年(1604年)に父・吉政が和泉国岸和田藩に移った後、但馬国出石藩6万石を領した。この際、叔父に当たる三尹に所領の一部を分知して和泉陶器藩を立藩させている。慶長18年(1613年)、父が死去すると家督を継ぎ、岸和田に移ったため、出石は弟の吉親が継ぐこととなった。後に岸和田から出石に移封となり、弟の吉親は丹波国園部に移封されて園部藩を立藩する。
一方、吉英は新たに出石城を築城し、有子山城より居城を移転している。死後、家督は次男の吉重が継いだ。