串木野駅
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串木野駅(くしきのえき)は、鹿児島県いちき串木野市曙町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
いちき串木野市の代表駅で、当駅 - 鹿児島中央駅の折返し電車も設定されている。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは駅本屋より高い位置に存在し、両者は地下道で結ばれる。1913年竣工の木造駅舎を老朽化の為2006年12月に解体、プレハブの仮駅舎での営業を経て、新駅舎が2007年3月18日に開業した。黒を基調とした駅舎になった。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAはみどりの窓口で購入できる。
タッチパネル式の自動券売機(ICカード・オレンジカード対応)、ICカードチャージ機が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 川内・出水方面 |
2 | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 伊集院・鹿児島中央方面 |
歴史
- 1913年(大正2年)12月15日 - 川内線として串木野駅から東市来駅間が開通したのに伴い、鉄道院が開設。
- 1914年(大正3年)6月1日 - 川内線が延伸し、川内町駅(現在の川内駅)から串木野駅までの区間が開通する。
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 八代 - 川内 - 鹿児島間全通により鹿児島本線に制定命名
- 1987年(昭和62年)
- 2004年(平成16年)3月13日 - ドリームつばめ廃止に伴い鹿児島中央駅→川内駅間で運行される快速列車の停車駅となる。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 当駅発着の列車が設定される。
- 2006年(平成18年)12月8日頃 - 改築のため木造駅舎を解体、プレハブ仮設駅舎での営業を開始。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 新駅舎での営業を開始。また、快速列車が廃止される。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅名の由来
開業当時の地名(日置郡串木野村)が由来。「串木野」の地名の由来はよく判っておらず、諸説がある。
- 冠岳神社の祭神の櫛御気命(くしみけのみこと)から「くしきの」が発生したという説。[2]
- テンプレート:要出典範囲。
- 伝承として、藩寺社方御修甫の猪田大明神を奥州丹沢郡より祠官入枝志摩丞の先祖が招請して、五反田川を船で渡り浜ヶ城近くまで来た時、朽木の大木が横に伏せ一行の行く手を阻んだので、その夜は仮小屋を作り一泊し、翌朝目覚めてみると大木は跡形もないので、一同「ふしぎのう」と言ったのが「くしきの」の地名になったという説[2]。
- 木屋の屏風岩に臥木があり、「臥木野」と名づけられ、後に串木野と改めたという説[3]。
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は970人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2004 | 1,481 | |
2005 | 1,439 | |
2006 | 1,342 | |
2007 | 1,323 | |
2008 | 1,286 | |
2009 | 1,244 | |
2010 | 1,025 | 2,092 |
2011 | 979 | 1,985 |
2012 | 970 | 1,950 |
駅周辺
あたりはいちき串木野市の中心部。市街は当駅から南西方面に広がる。市役所は南方向に徒歩20分ほど。駅前広場が整備されている。
- いちき串木野市役所(旧・串木野市役所)
- いちき串木野市立串木野小学校
- いちき串木野市立串木野中学校
- いちき串木野警察署串木野駅前交番
- 串木野郵便局
バス路線
駅前広場にバス停があるが、国道3号線沿いのミドリ薬品串木野駅前店(林田バス(現いわさきバスネットワーク)串木野営業所跡)付近にも停留所がある。
- いわさきバスネットワーク(串木野新港、羽島、野下、神村学園前、湯之元、天文館・いづろ、鹿児島空港方面など)
- いちき串木野いきいきバス(全路線)
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- 特急「川内エクスプレス」停車駅
- テンプレート:Color快速「オーシャンライナーさつま」
- テンプレート:Color普通