TBSニュース
テンプレート:混同 『TBSニュース』(ティービーエスニュース、TBS News)は、1960年からTBSテレビで放送されている、主に首都圏(関東地方)向けのローカルニュース番組(2009年度を除く)。および、1974年からTBSラジオで放送されているニュース番組・コーナー。別名『TBSラジオニュース』。
目次
テレビ
概要
TBSテレビのニュースタイトルは、開局当初のラジオ東京テレビ(通称:KRテレビ)時代は『東京テレニュース』(とうきょう - 、Tokyo Tele News)等を使用。局名を東京放送(TBS)に改めた1960年11月以降はローカルテレビニュースを『TBSニュース』として放送してきた。
2007年見出し字テロップが変更となった。(JNNニュースのテロップ変更に伴い)
2009年3月29日の午後の放送を最後にこのタイトルでの放送は全面的に終了(末期は基本的に午後に5分程度の枠で放送されていた)。翌3月30日からは『総力報道!THE NEWS』の放送開始に伴い、『THE NEWS』へ改題し、全国向けニュースとの名称の統一を図った。
2010年3月28日、『THE NEWS』が兄弟番組『総力報道!THE NEWS』と共に終了したことに伴い、翌3月29日から本番組が再スタートした。なお、項目テロップは『JNN NEWS』のフォーマットを共用する。[1]
2013年9月27日、同年9月30日から『Nスタ』の開始時間が15:50になるに伴い、平日のTBSニュースが終了。土曜日と日曜日のみの放送となった。
現在の放送時間
- 土曜日
- 時間不定(14:00 - 17:00の中で6分間。15:54が多い) 2010年4月3日 -
- 日曜日
- 13:54 - 14:00(『噂の!東京マガジン』休止時には放送時間の変動あり) 2010年4月4日 -
過去の放送時間
- 午前
『モーニングジャンボ』→『モーニングジャンボ奥さま8時半です』の後に放送された。のちにワイドショー枠に内包され、現在の『はなまるニュース』の前身となっている(2009年3月30日以降はJNN排他協定適用番組)。
- 午後
- 1968年10月 - 1975年3月 平日(第1期)14:50 - 15:00
- 1975年4月 - 1977年3月 平日(第1期)14:55 - 15:00
- 1984年4月 - 1986年9月 週末13:54 - 14:00
- 1986年10月 - 2005年3月 土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2005年3月28日 - 2009年3月29日 平日(第2期)15:56 - 15:58、土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2010年3月29日 - 2012年9月29日 平日15:50 - 15:55(通信販売番組「買っトク!」とコンプレックス枠にて放送され、TBSニュース開始は15:53.30から)
- 2012年10月1日 - 2013年9月27日 平日14:50 - 14:55(通信販売番組『コレ 買いダネ!!(←買っトク!)』とコンプレックス枠にて放送され、ニュースの開始は14:53.30から)
平日午後は、1970年代後半は14時台のドラマ再放送枠の後に放送されていたものの、一時廃枠。1984年4月に全曜日の午後にスポットニュースが放送されることになり、平日は14時台のドラマ再放送枠の前に『2時のニュース』が、土曜日は『12時のスペシャル』(2時間ドラマ再放送枠)の後、日曜日は13時台のバラエティ番組(『噂の!東京マガジン』の前身)の後に『TBSニュース』が編成された。土曜日は1986年10月から14時台のスポーツ中継の後に移動し、放送時間が不定となった。
2005年3月28日からは、これまで午後のワイドショー枠に内包されていたニュースコーナーが、『ジャスト』が終了してワイドショー枠が一時消滅したのを機に独立した。『2時ピタッ!』、『2時っチャオ!』にもニュースコーナーは存在したが、本番組もそのまま継続した。
元々の週末枠は関東地方のニュースのみを扱うが、2005年春から新設された平日枠は関東ローカルのニュースに限定せず様々なニュースを扱う。ただし、タイトルに「JNN」がつくとJNN協定により系列局は必ず同時ネットしなければならないことから「JNN」がつかないタイトルになっているが、過去に日曜午後枠が系列局のテレビユー山形でも放送されていたことがある。また、山陽放送の夕方ワイドのニュースコーナーにおいてVTR映像のみ流れることもある(通常全国ニュースは『ひるおび!』内のJNNニュースコーナーの映像を使うが、14時台以降に大きなニュースが入ったときに使用)。
前述のように、2009年度は『THE NEWS』として放送されたため、本番組としての放送はなかった。
- 夕方
1975年10月の『テレポートTBS6』開始まで、『JNNニュースコープ』に続く平日夕方のローカルニュースとして放送された。1990年4月2日に『テレポートTBS6』と『JNNニュースコープ』が『JNNニュースの森』に統合された後も、土曜夕方の放送のみ統合されず、1995年3月まで続けられた。日曜日の放送はなかった。
- 夜
1970年代は『JNNニュースデスク』(23:00 - 23:15)、『ニュースロータリー』(23:15 - 23:20、詳細不明)に続いて放送。1982年10月4日から1984年9月までは『JNNニュースデスク』の前枠(22:54 - 23:00)で放送していた。その後は最終ニュース枠に内包されている。
- なお、第2期のエンディングでは、その日の担当アナが「このあとは、ニュースデスクです」などとコメントしていた。
過去の出演者
- 2009年3月以前
- TBSアナウンサー、報道記者がシフト勤務で担当した。
- ただし、土曜日夕方の放送は1987年10月から1995年3月の放送終了までの7年半にわたって鈴木史朗が固定で担当した(鈴木の不在時や、鈴木が同時期に担当していた『JNNスポーツ&ニュース』が特別編成等で放送時間が遅くなる場合は、浦口直樹が代行)。
- 週末午後の放送は、90年代前半にバラエティ番組から報道番組への転身を図っていた長峰由紀が固定で起用されていた時期もあった。
- 2006年10月 - 2008年9月の週末午後の放送は伊藤隆太が担当した(昼の『JNNニュース』、『JNNイブニング・ニュース』、2008年4月以降の土曜日は『報道特集NEXT』と兼務。長峰の場合もあり)。
- 2010年4月以降
期間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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2010.4 | 2010.8 | 升田尚宏1・2 | 小川知子3 | 秋沢淳子1・4 | 向井政生1・5 | 小川知子3・6 | ||
2010.8 | 2010.12 | 升田尚宏2 | 長岡杏子5 | 秋沢淳子4 | 山田愛里6 | |||
2011.1 | 2011.3 | 佐藤渚 | 秋沢淳子4 | 石井大裕 | ||||
2011.4 | 2011.9 | 秋沢淳子4 | 小川知子 | 小川知子6 | ||||
2011.10 | 2012.3 | 升田尚宏 岡村仁美 |
秋沢淳子 吉田明世 |
升田尚宏 | 小川知子 石井大裕 |
秋沢淳子4 | ||
2012.4 | 2012.9 | 伊藤隆佑 岡村仁美 |
吉田明世 | 山内あゆ | 豊田綾乃 | 山内あゆ | 長峰由紀6 | |
2012.10 | 2013.3 | 伊藤隆佑 石井大裕 |
山内あゆ | 升田尚宏 | 林みなほ | |||
2013.4 | 2013.9 | 小倉弘子 | 小川知子 | 江藤愛 | ||||
2013.10 | 2014.3 | (放送なし) | 石井大裕 | 熊崎風斗 | ||||
2014.4 | 現在 | 向井政生5 | 長峰由紀6 | |||||
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特別編成
- 2011年3月17日・18日は、東日本大震災の情報を伝えるため、『買いテキ!通販ツウ』の代替番組として9:55 - 10:05にも放送された。午後の放送と同様に冒頭に番組名が表示されたものの、『はなまるマーケット』の最後に放送される「JNNニュース」の拡大版のような形で、項目テロップも「JNN NEWS」のまま、キャスターも秋沢淳子が引き続き務めた。TBS以外ではTBC(番組表でのタイトルは『JNNニュース』)とHBC(番組表でのタイトルは『報道特別番組』)がネットした。
- 2012年3月29・30日は「3年B組金八先生第2シリーズ」再放送等の特別編成になったため、14:57から放送した。
ラジオ
1974年3月31日までは『3社ニュース』(『読売新聞ニュース』・『朝日新聞ニュース』・『毎日新聞ニュース』の一日交替)が放送されていた。同年4月1日より、JNN各局、毎日新聞社および共同通信社からのニュースを含めTBSラジオが独自に編集を行う『TBSニュース』を放送している。 2012年9月以前は、制作センターニュース情報部が制作を担当していたが、2012年10月の組織改定で、これまでの制作センターと技術推進センター、それに編成局が統合して、従来のニュース情報部は編成業務局の中に入る事ととなった[2]。
平日のワイド番組内では、基本的に毎時50分頃に放送するようにしている(道路情報を含む。但し、『たまむすび』、『荒川強啓 デイ・キャッチ!』は除く)。
「TBSニュース」には「生島ヒロシのおはよう定食」内を除き、コーナージングルがある。JRN系全国ネット番組の中でも、緊急ニュースが入った場合は、このジングルが関東以外の地区にも流れる場合がある。
内包枠
- 平日:
- 生島ヒロシのおはよう定食内 5:02
- 生島ヒロシのおはよう一直線内 5:55(ローカル枠、交通情報含む)
- 大沢悠里のゆうゆうワイド内 8:54、10:53、11:54
- たまむすび内 13:22、14:22[3]
- 荒川強啓 デイ・キャッチ!内 17:30(全国ニュース「ネットワークTODAY」)
- 荻上チキ・Session-22内 22:10、24:00(コーナーに内包)
- 土曜:
- 土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!内 6:00(全国ニュース・一部地域でネット)、7:00
- 土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界内 9:46、10:50、12:02
- 久米宏 ラジオなんですけど内 13:46(ローカル枠)
- サタデースポーツ&ニュース内 17:45 - 17:49(全国ニュース「ウィークエンドネットワーク 」)
- 日曜:
- プレシャスサンデー内 5:11、6:30、8:13
- 爆笑問題の日曜サンデー内 14:50、16:50
- サンデースポーツ&ニュース内17:50
独立枠
- 土曜:5:00 - 5:05(天気予報含む)、、20:55 - 21:00(交通情報含む)
- 日曜:12:29 - 12:30、20:55 - 21:00(天気予報含む)
担当キャスター
●はTBSアナウンサー。
- 5時台 - 8時台
- 生島ヒロシのおはよう定食内
- 月曜日 - 金曜日:生島ヒロシ
- 生島ヒロシのおはよう一直線(ローカル枠)内
- 月曜日 - 金曜日:宿直のニュースデスクが担当(水曜日は長田新)。
- 大沢悠里のゆうゆうワイド内
- 月曜日 - 金曜日(水曜日除く):森本毅郎・スタンバイ!内のコーナー「スポーツスタンバイ」担当のTBSアナウンサー●が兼務する。
- 独立枠
- 土曜日:佐藤しほ里
- 土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!内
- 土曜日:秋沢淳子●
- 9時台 - 17時台(月~土は日勤のニュースデスクが担当)
- 大沢悠里のゆうゆうワイド、たまむすび、荒川強啓 デイ・キャッチ!内
- 独立枠、爆笑問題の日曜サンデー、サンデースポーツ&ニュース内
- 日曜日:TBS954情報キャスターが担当(臨時ニュースは中村尚登が担当)
- 18時台以降
- 荻上チキ・Session-22内
- 月曜日 - 金曜日:南部広美
(臨時ニュースは、長田新や、佐藤しほ里など(宿直のニュースデスク)が担当)
- 独立枠
- 土曜日:宿直のニュースデスクが担当
- 独立枠
- 日曜日:TBS954情報キャスターが担当(臨時ニュースは宿直のニュースデスクが担当)
ニュースデスク
TBSラジオでは、ニュースキャスターとラジオ・パーソナリティを融合した形として、1965年よりニュースデスク制を採用している。ニュースデスクは単なるニュースの読み手ではなく、リスナーに対して「語りかけるように」ニュースを伝える役割を持つ、番組出演者の一人に位置付けられている。リスナーに向けて分かりやすくニュースを解説することもあれば、番組パーソナリティに対しニュースを基に掛け合いを演じることもある。現在、このニュースデスク制は広く他局にも採用されている。
この一例として、中村と柴田は、日曜日のニュースは担当しないものの、『爆笑問題の日曜サンデー』13時台のコーナー「ラジオサンデージャポン」に不定期ではあるがニュース解説者として出演している。また、臨時の緊急ニュースなどは担当キャスターの代わりに中村がニュースデスクから速報を伝えることがある。
全国パートの『ネットワークTODAY』は、通常荒川強啓がニュースを読むが、荒川の休暇時や『デイ・キャッチ!』特番休止時は上記ニュースデスクが担当する。
脚注
関連項目
テンプレート:TBS系列のスポットニュース- ↑ 2012年3月25日までは座布団デザインの「NEWS」の部分はJNN版では同ロゴに合わせた書体、TBS版ではTBSロゴと同じ書体が用いられていた。
- ↑ 組織図会社情報 TBSラジオ&コミュニケーションズ
- ↑ 番組開始時(2012年4月)から2013年9月までは13:53頃にも放送していた。