紀元前354年
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テンプレート:Yearbox 紀元前354年は、ローマ暦の年である。当時は、「アンブストゥスとクリスピヌスが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元400年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前354年と表記されるのが一般的となった。
できごと
ギリシア
- シュラクサイの僭主ディオンの振る舞いへの反発が増し、ディオンは遂にアテナイから一緒に遠征してきた仲間のひとりであるカリッポス (Calippus of Syracuse) に暗殺された。ディオンによって廃位されたディオニュシオス2世 (Dionysius II of Syracuse) は、イタリア本土へ亡命したままであった。
- アテナイは、キオス島、コス島、ロドス島の独立を認め、カリアのマウソロスと和平を結んだ。
- フォキス勢は、第三次神聖戦争 (Third Sacred War)において、アテナイに敗北を喫した。
- マケドニア王ピリッポス2世が、アテナイの支配下にあったメトニ (Methoni) の町を陥落させ、破壊した。この攻城戦の最中に、ピリッポスは片目を失った。
共和政ローマ
中国
建築
誕生
死去
- シュラクサイのディオン - シュラクサイの僭主(暗殺)(紀元前408年ころ生)
- ティモテオス (Timotheus) - アテナイの政治家、将軍
- クセノポン - ギリシアの歴史家、軍人、傭兵で、ソクラテスの弟子のひとり(紀元前427年ころ生)