イダタツヒコ
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イダ タツヒコ（1964年7月5日[1] - ）は、日本の漫画家。滋賀県出身[1]。血液型AB型。
1986年に「霧の日」で第14回ちばてつや賞準優秀作品賞を受賞し、『週刊ヤングマガジン』（講談社）よりデビュー。「井田辰彦」および「風鈴堂」名義の作品もある。京都精華大学デザイン学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒。妻は漫画家のなち。
作風
テンプレート:出典の明記 作品によって絵柄が変わることがあるが、飽きっぽいからだという。
人並み外れた、もしくは人ならざるものの強大な能力や身体を持つ主要人物が描かれるSF、伝奇ファンタジー、アクションものを多く手がける。
作品に共通しているのは「主人公が向こう側に突き向けてしまう」ところ。「敵」だったものに主人公が自ら進んで取り込まれていく描写が多い。それについて、「デヴィッド・リンチ的なものが好き。どうせバックサイドにいくなら全力疾走がきれいだなと思うんです。」と発言している。[2]
本人曰く恋愛ものは苦手で、『ブレイド』は最初で最後の恋愛ものとして描こうとしたという。しかし、本作品で描かれた人の道を踏み外すというシチュエーションに『恋愛』はついて回り、その後の自作の中で大きなファクターになっていった。[3]
作品リスト
連載中
連載終了
- 外道の書（1990年、『ヤングマガジン』連載。1991年、アッパーズコミックス（講談社）。2001年、河出書房新社から再版。ISBN 4-309-72802-2）
- 秘密結社αアルファー（1992年 - 1993年、『ヤングマガジン』増刊海賊版連載。1993年、アッパーズコミックス。2002年、河出書房新社から再版。ISBN 4-309-72819-7）
- ブレイド（1993年 - 1995年、『ヤングマガジン』増刊海賊版連載）
- 巻の壱（1994年、アッパーズコミックス。ISBN 4-06-323460-6）
- 巻の弐（1994年。ISBN 4-06-323502-5）
- 巻の参（1995年。ISBN 4-06-323557-2）
- 2007年、再版。
- 上巻（2007年、シリウスコミックス。ISBN 978-4-06-373070-8）
- 下巻（2007年。ISBN 978-4-06-373074-6）
- HeRaLD（1998年、『ヤングマガジン』連載）
- 上（1999年、ヤングマガジンKC。ISBN 4-06-336779-7）
- 下（1999年。ISBN 4-06-336780-0）
- ゴルディアス
- 1巻（2000年、ヤングマガジンKC。ISBN 4-06-336904-8）
- 2巻（2001年。ISBN 4-06-336952-8）
- 3巻（2002年。ISBN 4-06-361014-4）
- 美女で野獣（2002年 - 2006年、『月刊サンデーGENE-X』（小学館））
- 1巻（2002年、サンデーGXコミックス（小学館）。ISBN 4-09-157161-1）
- 2巻（2003年。ISBN 4-09-157162-X）
- 3巻（2003年。ISBN 4-09-157163-8）
- 4巻（2004年。ISBN 4-09-157164-6）
- 5巻（2004年。ISBN 4-09-157165-4）
- 6巻（2005年。ISBN 4-09-157166-2）
- 7巻（2005年。ISBN 4-09-157167-0）
- 8巻（2005年。ISBN 4-09-157040-2）
- 誰かがカッコゥと啼く （2006年‐2008年、『月刊サンデーGENE-X』連載）
- 1巻（2007年、サンデーGXコミックス。ISBN 978-4-09-157095-6）
- 2巻（2008年。ISBN 978-4-09-157120-5）
- 3巻（2008年。ISBN 978-4-09-157144-1）
- XBLADE（2006年 - 2013年、原作、『月刊少年シリウス』連載）
- 星屑番外地（2009年-2010年、『月刊サンデーGENE-X』連載）
- 1巻（2009年、サンデーGXコミックス。ISBN 978-4-09-157194-6）
- 2巻（2010年。ISBN 978-4-09-157217-2）
- 3巻（2010年。ISBN 978-4-09-157237-0）
脚注
外部リンク
- 道楽者の泉 - 本人となちのページ。テンプレート:Manga-artist-stub
