市川本町駅
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市川本町駅(いちかわほんまちえき)は、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路は東西に走っておりホームは線路の北側にある。
南甲府駅管理の無人駅。無人化はJR化後のことであった。1950年(昭和25年)2月改築の駅舎は2006年(平成18年)ごろに解体され、簡易駅舎が新築された。
駅周辺
市川の市街地にある駅で、市川大門駅よりも各公共機関などへは近い。市川三郷町役場は北へ400メートルほどの距離である。
- 公的機関
- 市川三郷町役場(旧市川大門町役場)
- 市川三郷町立図書館
- 市川三郷町民体育館
- 市川三郷町民会館
- 市川大門郵便局
- 山梨県警 鰍沢警察署 市川分庁舎(旧市川警察署)
- 市川三郷町立市川小学校
- 市川三郷町立市川中学校
- 山梨県立市川高等学校
- 観光名所
- その他
- 市川商店街
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2006 | 279 |
2007 | 273 |
2008 | 299 |
2009 | 294 |
2010 | 281 |
歴史
特急「ふじかわ」号は当駅を通過し次の市川大門駅に停車するが、特急に格上げされる前の準急・急行「富士川」は市川大門駅に停車せず、この市川本町駅に停車していた。それは、市川本町駅周辺に役場・商店街・住宅地・高校があり、こちらの方が利用者数が多かったからである。準急・急行「富士川」が停車していた当時は、駅近くにある県立市川高等学校の生徒が、帰宅に数多く利用していた。
市川大門駅は島式1面2線の構造を持ち、さらに大門碑林公園に合わせた駅舎が完成したので特急への格上げ後は市川大門駅が停車駅となった。そのため市川本町駅に特急は停まらないことになった。
- 1930年(昭和5年)10月1日 - 富士身延鉄道の市川本町停留場(旅客駅)として開業。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 国が借り上げ。同時に駅に昇格し、貨物の取扱を開始。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化され、国鉄身延線の駅となる。
- 1950年(昭和25年)2月 - 駅舎を改築、現在の駅舎となる。
- 1956年(昭和31年)11月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 1995年(平成7年)9月30日 - 急行富士川の特急格上げに伴い、普通列車のみの停車となる。同時に、無人駅となる。