坂本駅 (滋賀県)

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坂本駅(さかもとえき)は、滋賀県大津市坂本四丁目12番35号に所在する、京阪電気鉄道石山坂本線終着駅。駅周囲には比叡山延暦寺および日吉大社の門前町として古くから栄えた坂本重要伝統的建造物群保存地区)の町が広がっている。

駅構造

頭端式1面2線のホームを持つ地上駅。駅舎(改札口)はホーム頭端部にあり、自動改札機が導入されている(スルッとKANSAI未対応、うちIC専用機のみPiTaPaICOCAには対応している)。

また、駅舎改良前は線路、ホームが少し北側にあった。

のりば

1・2 テンプレート:Color石山坂本線 浜大津石山寺方面

京都市内(三条京阪京都市役所前太秦天神川;浜大津乗り換え)
京阪線出町柳駅淀屋橋中之島;浜大津・三条京阪乗り換え)方面

※日中は1番のりばと2番のりばを交互に使用する。ホーム有効長は2両。

駅周辺

歴史的には日吉大社や延暦寺の門前町として栄えたほか、駅西側には名刹が点在している[1]。また、駅周辺は住宅地であるが、駅東側にある比叡山坂本駅との間の道路沿いには商店も点在する。

神社仏閣・名勝
公共施設など
文教施設

路線バス

全て、京阪グループの江若交通(江若バス)による運行である。[3]

  • 日吉台線
    • 31,33系統 : 比叡山坂本駅 経由 日吉台三丁目 行き / 西教寺 行き ※系統により日吉台地区内の経路が違う。
  • ケーブル坂本線
    • 41系統 : 比叡山坂本駅 行き / ケーブル坂本駅 行き ※冬季は、正月三が日を除く平日運休。

歴史

  • 1927年(昭和2年)8月13日 - 琵琶湖鉄道汽船松ノ馬場 - 坂本間開通にともない開業。
  • 1929年(昭和4年)4月11日 - 合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
  • 1930年(昭和5年)6月25日 - 当駅から北に0.4kmあった未成区間の事業計画を廃止する[4]
  • 1943年(昭和18年)10月1日 - 合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)3月31日 - 穴太 - 坂本間が金属供出のため単線化される。
  • 1949年(昭和24年)12月1日 - 京阪神急行電鉄より分離。再び京阪電気鉄道の駅となる。
  • 1951年(昭和26年)12月20日 - ホームがかさ上げされる。
  • 1966年(昭和41年)12月30日 - 駅上家の改築工事が竣工する。
  • 1997年(平成9年)
    • 3月1日 - 新駅舎プラットホームの建設に伴い、仮プラットホームの使用を開始する。
    • 9月30日 - 穴太 - 坂本間が再び複線化される。新駅舎の使用を開始する。
  • 1998年(平成10年)6月23日 - 駅の照明が「関西照明技術普及協会賞」を受賞する。
  • 2000年(平成12年)9月19日 - 第1回「近畿の駅百選」に選定される。

その他

  • ツーマン運転を行っていた頃には、当駅到着前に車掌が車内を巡回しながら乗車券を回収しており、巡回前にその旨の車内放送がなされていた。なお、ワンマン運転の実施後はこの扱いはなされておらず、駅改札で乗車券を回収している。
  • 比叡山へ向かうケーブル坂本駅比叡山鉄道)への連絡駅のひとつとなっている。なお、同駅までは路線バスが運行しているほか、徒歩連絡も案内されている[2]。また、比叡山の西側からも鉄道による交通[5]があり、各線によりおおむね山を横断している。

隣の駅

京阪電気鉄道
テンプレート:Color石山坂本線
松ノ馬場駅 - 坂本駅

脚注

  1. 『K PRESS』(駅置きの広報誌) 2011年11月号6面「坂本紅葉さんぽマップ」 京阪電気鉄道発行。
  2. 2.0 2.1 ご利用ガイド(時刻・運賃) - 比叡山鉄道
  3. 江若交通の「運行経路図」(2011年10月1日現在)および「主要駅時刻表」(同年3月12日改正)より。(2011年11月17日閲覧)
  4. 1926年5月5日の特許取得時点では、この区間をあわせて取得していた。
  5. 叡山電鉄八瀬比叡山口駅付近にあるケーブル八瀬駅からの叡山ケーブルおよび叡山ロープウェイ。年末年始を除く冬季運休。
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関連項目

外部リンク

  • 坂本駅(おけいはん.ねっと) - 京阪電気鉄道

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