住友スリーエム

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住友スリーエム株式会社(すみともスリーエム、英称:Sumitomo 3M Limited)は、米国3M社と住友電気工業の出資する化学電気関連のメーカー1960年に創業し、主に3Mの製品の販売を行う。かつてはNEC(日本電気)も出資していたが、米3M社に株式譲渡して撤退。現在では、米3M社が75%、住友電気工業が25%の株式をそれぞれ保有し、株式公開は行われていない。 現在の企業スローガンは、「わくわくをみんなでカタチに」。

沿革

  • 1958年(昭和33年)4月 - 3M社と住友グループ14社のトップ会談で、合弁会社設立の基本方針について合意する。
  • 1960年(昭和35年)2月 - 3M社の日本法人として、日本ミネソタスリーエム株式会社が設立される。
  • 1961年(昭和36年)12月 - 3M社と住友電気工業株式会社、日本電気株式会社の日米折半出資による住友ミネソタ株式会社が設立される。
  • 1962年(昭和37年)11月 - 住友ミネソタ株式会社が日本ミネソタスリーエム株式会社を吸収合併する。
  •  同年12月 - 住友スリーエム株式会社に商号変更する。
  • 1979年1月 - 3M社のCI導入に伴い、ロゴマークを現在のものに変更。
  • 2003年(平成15年)1月 - 日本電気株式会社 (NEC) の株式売却にともない、3M社の出資比率が75%になる。

 

  • 2013年(平成25年)5月 - 本社を品川へ移転。

主な製造・研究拠点

本体

主な関連会社

主な製品

取扱品目は、米国3Mとほぼ同様のラインナップで、一般消費財、一般工業、サニタリー、ヘルスケアなど多岐にわたる。 スコッチテープに代表される粘着テープ、フィルム製品、反射材研磨材接着剤など幅広いが、事務用品の付箋紙のブランドポスト・イットPost It)や、家庭用スポンジのブランドスコッチ・ブライトScotch-Brite)、液晶画面の輝度上昇フィルムなどの知名度が高い製品も多い。 日本で開発し、世界市場へ展開し高いシェアを持っている製品も多くあり、例として建築内装、紙おむつ向け素材、マスキングテープなどがある。

特徴

15%カルチャーをはじめとしたユニークな企業文化を持つ。テクノロジープラットフォームとよばれる基幹技術をベースに多種多様な製品を幅広い市場に向けて供給している。

関連項目

  • イメーション - 親会社・米3M社から記憶メディア関連事業を継承、受け皿会社として独立。現在はTDKの関連会社となっている。

外部リンク

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