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2014年4月24日 (木) 20:03時点における最新版

テンプレート:Infobox musical artist アンドリュー・ロイド=ウェバー(Andrew Lloyd Webber, Baron Lloyd-Webber  アンドルー・ロイド・ウェバー、アンドルー・ロイド・ウェッバーとも、1948年3月22日 - )は、ミュージカルで大きな成功を収めたイギリス作曲家である。

経歴

1948年、作曲家ウィリアム・ロイド・ウェバーの息子としてロンドンに生まれた。チェロ奏者ジュリアン・ロイド・ウェバーは弟にあたる。

ウェストミンスター・スクールを経て、オクスフォード大学モードリンコレッジで歴史学を専攻していたが、音楽の道に進むため中退し、王立音楽大学に進む。

ロイド・ウェバーは1960年代後半から1980年代にかけて、作詞家ティム・ライスとの合作で連続して成功を収めた。合作の初の上演作品は『ジョゼフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』。後の合作に『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『エビータ』があり、この2作品はステージに持ち込まれる以前にレコードアルバムとして発表されている。その後ロイド・ウェバーはライスと袂を分ち、ロンドンのウェスト・エンドブロードウェイで長年に渡って上演された『キャッツ』、『スターライト・エクスプレス』や『オペラ座の怪人』といった作品では、他の作詞家との合作を行った。1996年の映画『エビータ』では、映画のために新たに製作された曲「You Must Love Me」を久々にティム・ライスと共に手がけた。なお、この曲は2006年からのロンドン公演で初めて舞台で使用されている。

2番目の妻は、『オペラ座の怪人』のオリジナル ロンドン キャストで「クリスティン」 (劇団四季版ではフランス語読みの「クリスティーヌ」) 役に抜擢した歌手のサラ・ブライトマンで、二人は1984年から1990年にかけて結婚生活を送っている。離婚後、傷心のロイド・ウェバーが製作したミュージカルが恋の出会いと別れを描いた『アスペクツ・オブ・ラブ』である。

ロイド・ウェバーは1992年ナイトに叙勲され、97年には一代貴族シドモントンのロイド=ウェバー男爵(Baron Lloyd-Webber of Sydmonton)に叙爵されている(出生の姓にハイフンはないが、叙爵後の姓にはハイフンが付く)。

1996年公開の映画『エビータ』では「You Must Love Me」の作曲者として、アカデミー歌曲賞を受賞している。

2004年には映画版『オペラ座の怪人』が公開された(日本公開は2005年)。

主要作品

映画化された作品

ビデオ化された作品

  • オペラ座の怪人 25周年記念公演inロンドン
同作品25周年を記念して行われたロイヤル・アルバート・ホールでの記念公演(2011年10月1・2日)をDVD・ブルーレイ化。
  • ラヴ・ネヴァー・ダイズ
メルボルンリージェント劇場での公演を撮影。

以下は舞台を録画したものではなく、ビデオ商品のためにスタジオで撮影された作品となっている。

  • ジョゼフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート
  • ジーザス・クライスト・スーパースター
  • キャッツ

キャッツの逆襲

デイリー・メール紙の伝えるところによると、猫界に対するウェバーの多大な貢献にもかかわらず、彼が飼っている仔猫のオットーは飼い主に何ら敬意を示さないばかりか、ウェバーが作曲中だった『オペラ座の怪人』の続編に嫉妬(?)するあまり、これを「破壊する行動」に出たという。

2007年6月、オットー(ターキッシュバン、当時生後六ヵ月)は、ウェバーが自宅に所有するクラヴィノヴァ・デジタルピアノの内部に「不法侵入」、「そこから内蔵コンピュータめがけて急降下ダイブ」し、「書き上げたばかりだった新作ミュージカルをすべて一撃のもとに消去してしまった」。ウェバーは被害の復旧にも手がつかないトラウマ状態に陥っており、「もう気が狂いそうだ」だという。(引用符内はすべて本人談)

『ラヴ・ネヴァー・ダイズ(Love Never Dies)』と題するこの新作ミュージカルは、フレデリック・フォーサイスの小説『マンハッタンの怪人The Phantom of Manhattan)』が原作。フォーサイスは脚本も担当している。[1] [2]

外部リンク

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