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イヴリー=シュル=セーヌ(Ivry-sur-Seine)は、パリの南縁に隣接する市(コミューン)。クレテイユ郡に属し、東イヴリー=シュル=セーヌ小郡(24726人)と西イヴリー=シュル=セーヌ小郡(26246人)の小郡庁所在地に当たっている。
かつてのイヴリー=シュル=セーヌはもっと大きかったが、1860年にティエールの城壁内となっていたコミューン北部の一部が、パリに合併された(現在は13区の一部となっている)。また、この市はフランス共産主義の拠点(赤いバンリュー)として知られる。
イヴリー=シュル=セーヌにゆかりのある有名人
- ピエール・コンタン・ディヴリ(Pierre Contant d'Ivry 1698-1777)、建築家。イヴリ=シュル=セーヌ生まれ。
- ニコラ・アペール (Nicolas Appert 1749-1841)
- ジュール・マルトレ(Jules Martelet 1843-1916)、パリ・コミューン参加者。同市没。
- アントナン・アルトー(1896-1948)、詩人、劇作家、演出家、俳優。同市没。
- モーリス・トレーズ(Maurice Thorez 1900-1964)、政治家、フランス共産党書記長。同市選出の国民議会議員。
- マドレーヌ・デルブレル(Madeleine Delbrel 1904-1964)、ソーシャルワーカー、カトリック詩人。
- ジャン・ルノディー (1925-1981)、建築家。同市中心市街地の再開発に参加。同市没。
- ジャン・フェラ(Jean Ferrat 1930-)、歌手。
- ポール・ボッカラ(Paul Boccara)、経済学者、歴史家。
- アントワーヌ・スピール(Antoine Spire 1946-)、社会学者。
- モーリス・ダンテック(Maurice Dantec 1959-) - SF作家。幼年期をこの都市で過ごした。