「ガモウひろし」の版間の差分
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2014年8月12日 (火) 14:36時点における最新版
テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists ガモウ ひろし(1962年8月17日 - )は日本の漫画家。東京都生まれで埼玉県越谷市育ち、越谷市在住。代表作は『とっても!ラッキーマン』。
経歴
1985年大学4年7月に『フレッシュジャンプ』にて『臨機応変マン』でデビュー。自身のライフワーク的作品。以降、ヒーローを主人公としたギャグ漫画を多く残す。
1987年『フレッシュジャンプ』にて『スーパーボーヤケンちゃん』を連載。
『ラッキーマン』連載前2年間は、生活のため無遅刻無欠勤でサラリーマンを続けていた[1]。
1993年から1997年にかけて、『週刊少年ジャンプ』にて『とっても!ラッキーマン』を連載。自身最長の連載(全188話、単行本16巻)となり、アニメ化やゲーム化もされ、名実ともに代表作となった。
1998年に『僕は少年探偵ダン♪♪』、2000年に『バカバカしいの!』を『週刊少年ジャンプ』に連載するが、いずれも半年以内の短期連載に終わる。
2003年、「mangaオモ!」(集英社)にて『キューボ戦隊オモレンジャー』(6P)を掲載[2]。
2008年、わくわくキッズブックシリーズ(集英社)として、絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』を刊行。
2009年、『ラッキーマン』の文庫本が刊行。新たに描き下ろしとあとがきが追加されている。さらに、読み切り版『ラッキーマン』や『少年探偵ダン』などが収録された『ガモウひろし 寄せ集め』集の2冊が刊行された。
2010年、当初昨年度内と発表されていた『寄せ集め』第3巻が刊行予定であるとアナウンスされていた。しかし、現在までに発売の情報はない(発売日は情報解禁日の2ヶ月前である)。表紙は読者募集のものとなる予定である。
人物
越谷市内に実在する「蒲生」という地名がペンネームの由来とされる。ガモウの家は越谷レイクタウンにかなり近いところにある[3]。しかし、ガモウは一度も行ったことがない。
本名は非公表だが、ニックネームが「てっちゃん」であることは公表している[4]。2人の子供がいる。
1970 - 80年代のジャニーズに詳しいらしく、特にシブがき隊の歌に関するネタが頻繁に登場する。
「ジャンプで一番絵が下手」と言われたガモウだが、それについてガモウは「絵はうまいにこしたことはないが、漫画に大切なのは愛です」と発言している。
『ラッキーマン』の連載当時は、他の人気連載漫画には敵わぬと自覚しながらも、「ガモウのくせに」という言葉を励みにして、手を抜かず必死に描いていたことを告白している[5]。
2009年現在の活動は、公式には『ぱんつくん』の出版と『ラッキーマン』の文庫本発売のみであるが、「どうやって生計をつないでいるのか」について、前記のそれらの活動以外を「一番聞いてはいけないこと」と、やんわりと述べている[6]。
長らく愛煙家であったが、最近は節煙に努め、1日4箱以上だったのが2箱以下になったという[7]。
お笑いコンビはんにゃの金田に、人志松本の○○な話にて『ラッキーマン』を紹介されていることを目の当たりにしたガモウは、「好きだと言ってくれている」人が「世の中にはもっとたくさんいるのだろう」と思い「描いててよかった」と涙した[8]。
作品リスト
連載作品
- 臨機応変マン(フレッシュジャンプ、全4巻)
- スーパーボーヤケンちゃん(フレッシュジャンプ、全2巻)
- とっても!ラッキーマン(週刊少年ジャンプ、コミックス版全16巻、文庫版全8巻)
- 僕は少年探偵ダン♪♪(週刊少年ジャンプ、全2巻)
- バカバカしいの!(週刊少年ジャンプ、全1巻、『寄せ集め』第1、2巻に収録)※ガモウひろ椎野名義
読み切り、単発作品など
- 根暗仮面
- モンスターちゃんがやって来た!
- トラブル昆虫記(『寄せ集め』第1巻に収録)
- 21世紀マン(『寄せ集め』第2巻に収録)
- ボンジュール ジンでボ~ン!(『寄せ集め』第1巻に収録)
- キューボ戦隊オモレンジャー
- カタルマン(『寄せ集め』第1,2巻に、書き下ろしおまけマンガとして収録)
絵本
- でたぁーっ わんつーぱんつくん(1~3巻)
関連項目
- 大場つぐみ - 『DEATH NOTE』や『バクマン。』の漫画原作者であるが、素性不明のいわゆる覆面作家であり、その正体について諸説ある中の1つに「ガモウひろしと同一人物」という説がある。大場は、ガモウの絵本『でたぁーっ わんつーぱんつくん』に推薦コメントを寄せている。テレビ東京系やりすぎコージー芸人都市伝説内でも語られた事があった。
- 幕張 - 木多康昭の漫画作品。作中や雑誌巻末コメントで頻繁にガモウひろしが茶化され、最終回ではガモウが主人公だと明かされる。返礼としてガモウから読切『21世紀マン』内で国民栄誉賞を与えられた。
脚注
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 7』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618891-3
- ↑ 『mangaオモ!』集英社、「http://annex.s-manga.net/omo/main.html 」
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 8』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618892-0
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 8巻 "ラッキークッキーコミックス8巻の巻"』集英社、1995年11月発売
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 2』集英社文庫、2009年4月発売、ISBN 978-4-08-618886-9
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 6』集英社文庫、2009年6月発売
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 8』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618892-0
- ↑ 『とっても! ラッキーマン 7』集英社文庫、2009年7月17日発売、ISBN 978-4-08-618891-3