「バレーボール・ワールドリーグ」の版間の差分

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2014年7月23日 (水) 09:22時点における最新版

テンプレート:スポーツ大会シリーズ FIVBバレーボール・ワールドリーグテンプレート:Lang-en)は、国際バレーボール連盟主催の男子ナショナルチームによるバレーボールの国際リーグ大会である。

歴史・概要

1990年日本大阪で第1回大会が開幕。国際バレーボール連盟主催のバレーボール大会の中では歴史は浅いものの、毎年開催されているため、最も開催数の多い大会となった。

出場枠は2006年大会から16チームに拡大され、世界各大陸を代表する強豪が出場。2007年に前回大会で観客動員数の少なかったチームを次回大会で除外することが決定し、これにより、2009年大会ではエジプトが除外対象となり、3年ぶりにアフリカ大陸の出場チームがなくなった。

さらに、2009年大会から主催者推薦(ワイルドカード)による決勝ラウンド進出のシステムが無くなり、新たにポイント制が導入され、勝点数により最終順位が決定されることになった。1位から14位までは自動的に次回大会への出場権が得られるが、15位、16位のチームは2010年大会から行われる予選で出場資格を得なければならない。

2013年大会から18チームに拡大され、世界ランキングによるグループ分けが導入された。テンプレート:要出典範囲

2014年大会は28チームに拡大(2013年12月発表)[1]

試合方式

5月から7月にかけて毎週末に行われる予選リーグの「インターコンチネンタルラウンド」と、その上位チームにより7月に出場国のうち事前に決められた国で行われる「ファイナルラウンド」の2本立てで構成されている。

インターコンチネンタルラウンド
出場18チームを6チームずつ3組に分ける。その際、世界ランキング上位12チームをさらに2組に分けたプールA、プールBと下位6チームのプールCに分ける。各週末3日間で2試合同一カードを行う形で2回戦の総当たり戦を行う。プール内でのランキング上位3カ国は3週(6試合)、下位3カ国は2週(4試合)がホームゲーム[2]となる。
ファイナルラウンド
開催国及びプールA・Bの各上位2カ国、プールCの最上位チームの6チームが進出。1回戦総当たりで優勝を争う。

ポイント制

「3-2-1ポイント制」といわれる以下のルールで勝ち点数が与えられる。

  • セットカウントが「3-0」、「3-1」(即ち第4セットまで)の場合、勝者は3ポイント獲得、敗者は0ポイント。
  • セットカウントが「3-2」(第5セットまで持ち越される)の場合、勝者は2ポイント獲得、敗者は1ポイント獲得。
  • 勝点数が並んだ場合は、「勝利数」、「得点率」、「セット率」の優先順位により、最終順位を決定する。

歴代大会結果

  • 数: 本戦の参加チーム数
開催年 決勝ラウンド開催地 優勝 準優勝 3位 4位
1990年第1回 8 テンプレート:Flagicon 大阪 テンプレート:ITAmv テンプレート:NEDmv テンプレート:BRAmv テンプレート:URSmv
1991年第2回 10 テンプレート:Flagicon ミラノ テンプレート:ITAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:URSmv テンプレート:NEDmv
1992年第3回 12 テンプレート:Flagicon ジェノヴァ テンプレート:ITAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:USAmv テンプレート:NEDmv
1993年第4回 12 テンプレート:Flagicon サンパウロ テンプレート:BRAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:ITAmv テンプレート:NEDmv
1994年第5回 12 テンプレート:Flagicon ミラノ テンプレート:ITAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:BRAmv テンプレート:BULmv
1995年第6回 12 テンプレート:Flagicon リオデジャネイロ テンプレート:ITAmv テンプレート:BRAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:RUSmv
1996年第7回 11 テンプレート:Flagicon ロッテルダム テンプレート:NEDmv テンプレート:ITAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:CUBmv
1997年第8回 12 テンプレート:Flagicon モスクワ テンプレート:ITAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:RUSmv テンプレート:NEDmv
1998年第9回 12 テンプレート:Flagicon ミラノ テンプレート:CUBmv テンプレート:RUSmv テンプレート:NEDmv テンプレート:ITAmv
1999年第10回 12 テンプレート:Flagicon マル・デル・プラタ テンプレート:ITAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:BRAmv テンプレート:RUSmv
2000年第11回 12 テンプレート:Flagicon ロッテルダム テンプレート:ITAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:BRAmv テンプレート:YUGmv
2001年第12回 16 テンプレート:Flagicon カトヴィツェ テンプレート:BRAmv テンプレート:ITAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:YUGmv
2002年第13回 16 テンプレート:Flagicon ベロオリゾンテ テンプレート:RUSmv テンプレート:BRAmv テンプレート:YUGmv テンプレート:ITAmv
2003年第14回 16 テンプレート:Flagicon マドリード テンプレート:BRAmv テンプレート:SCGmv テンプレート:ITAmv テンプレート:CZEmv
2004年第15回 12 テンプレート:Flagicon ローマ テンプレート:BRAmv テンプレート:ITAmv テンプレート:SCGmv テンプレート:BULmv
2005年第16回 12 テンプレート:Flagicon ベオグラード テンプレート:BRAmv テンプレート:SCGmv テンプレート:CUBmv テンプレート:POLmv
2006年第17回 16 テンプレート:Flagicon モスクワ テンプレート:BRAmv テンプレート:FRAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:BULmv
2007年第18回 16 テンプレート:Flagicon カトヴィツェ テンプレート:BRAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:USAmv テンプレート:POLmv
2008年第19回 16 テンプレート:Flagicon リオデジャネイロ テンプレート:USAmv テンプレート:SRBmv テンプレート:RUSmv テンプレート:BRAmv
2009年第20回 16 テンプレート:Flagicon ベオグラード テンプレート:BRAmv テンプレート:SRBmv テンプレート:RUSmv テンプレート:CUBmv
2010年第21回 16 テンプレート:Flagicon コルドバ テンプレート:BRAmv テンプレート:RUSmv テンプレート:SRBmv テンプレート:CUBmv
2011年第22回 16 テンプレート:Flagicon グダニスク / ソポト テンプレート:RUSmv テンプレート:BRAmv テンプレート:POLmv テンプレート:ARGmv
2012年第23回 16 テンプレート:Flagicon ソフィア テンプレート:POLmv テンプレート:USAmv テンプレート:CUBmv テンプレート:BULmv
2013年第24回 18 テンプレート:Flagicon マル・デル・プラタ テンプレート:RUSmv テンプレート:BRAmv テンプレート:ITAmv テンプレート:BULmv
2014年第25回 28 テンプレート:USAmv テンプレート:BRAmv テンプレート:ITAmv テンプレート:Vb

日本における放送体制

数年の周期で女子のバレーボール・ワールドグランプリと交互にTBSテレビフジテレビジョンが放映権を取得している。

2001年から2003年まではフジテレビが中継した。2004年から2006年まではTBSが日本国内中継権を持ち、日本戦のホームを中継。CSのスポーツ・アイ ESPN(現・J SPORTS)では日本戦全試合及び準決勝・決勝などを中継した。2007年から2008年までは再びフジテレビで、2009年はTBSテレビ・BS-TBSで、2011年から2012年まではフジテレビで、2013年からはTBSテレビで中継される。

FIVB WEB TV(laola1.tv)にて全世界向けに生中継も行われている。(一部の国・地域を除く)

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Vb start テンプレート:国際バレー テンプレート:バレーボール・ワールドリーグ テンプレート:Vb end

  1. ワールドリーグ出場数を18→28チームに スポニチ(共同) 2013年12月2日
  2. 2013年大会の日本は本来プールC上位3カ国に入るが追加出場の形となったため下位扱い