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(ギターピック)
 
(相違点なし)

2014年4月11日 (金) 20:31時点における最新版

ピック(pick)は、ギターなどの撥弦楽器演奏するための道具プレクトラム(plectrum)ともいう。

または、物を引っ掛けて掘り出したりするための道具つるはし(鶴嘴)、ピッケルピッキング行為に使われる鍵山の代わりをする道具など。 金属製の楊枝のことを指すこともある。

ギターピック

ファイル:Guitar picks-KayEss-1.jpeg
様々なギターピック
左下の黒いものはルーローの三角形のような形状

多くは3cm程度の大きさで、薄い三角形をしており、主に親指人差指で挟んで、の代わりにに当てて、弾(はじ)いて音を鳴らす。ピックを用いた奏法ピック奏法(ピック・ピッキング、ピック弾き)という。よく「ピッグ」と呼ぶ人がいるが「ピック」である。

素材はプラスティックセルロイドなどの合成樹脂が主流だが、デルリンゴムフェルトメタルナイロン鼈甲ポリカーボネートポリ塩化ビニルポリアセタールなどもあり、演奏時の音質や弾き心地にそれぞれの特徴がある。 最近出てきたデルリンは安い上に、通常つや消し加工されているので滑りづらく、摩耗しづらいなどの利点があるが、セルロイドのような美しさがないのとキズが目立ちやすいのが欠点である。

形状は正三角形型、ラウンドなおにぎり型、二等辺三角形のティアドロップ型、ホームベース型などとあり、硬さ(厚さ)はTHIN(薄い)、MEDIUM(中間)、HARD(硬い)、HEAVY(とても硬い※HARDと同等な表記時もある)、EXTRA HEAVY(最も硬い)等あり、種類は豊富である。また滑り止めのために、中心部に複数の穴を開けてあったりするものもある。

エレクトリックギターアコースティックギターベースギターマンドリンなどの弦楽器で使用され、ベースでは硬めのピックが好まれたりという事はあるが、素材、形状、硬さはプレイスタイルやプレイヤー(演奏者)の完全な好みによって選ばれる。

コンサートにおいて、予備のピックがマイクスタンドに貼りつけられ、ファンサービスとして、観客に向かってばら撒くというような光景がよく見られる。 またミュージシャンバンドキャラクター商品としても、よく利用される。楽器ショーなどのイベント時には、宣伝やファンサービスのため、企業のロゴ入りのピックを無料でプレゼントしたりする事もある。余談だが、ばら撒きすぎで自分のピックがなくなり、観客に返してもらうという珍事を起こしたアーティストもいる。 また、あまり同じピックを使用し続けると、磨耗してどんどん円形に近づいていくのだが、そうなるほどに愛着を持って使い続ける人もいる

フィンガーピック / 爪

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指先に取り付けるピック。通常は親指、人指し指、中指につける。材質は金属プラスチックなど。バンジョーなどに使われるほか、スティール・ギターなど他のギター類でも使用されている。現在はクラシック・ギター奏者が爪の代用として使用する場合もある。

フィンガーピックでギターを弾きこなすと、従来のピックでは不可能であったメロディ・ラインとベース・ラインを同時に引き分けることが出来るようになる。従来のピックを使う場合、ベースをピックで、メロディを爪でピッキングすることになる。これはチキン・ピッキング奏法と呼ばれる。

サムピック

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関連項目

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