M25 (天体)
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M25 (IC4725) | |
星座 | いて座 |
観測データ | |
種別 | 散開星団 |
赤経 (RA, α) | 18h31.6m (J2000.0) |
赤緯 (Dec, δ) | -19°15'(J2000.0) |
距離 | 2000光年 |
視等級 | +4.6 |
視直径 | 40' |
物理的性質 | |
直径 | 約21光年 |
絶対等級 | _ |
特性 | _ |
その他の名称 | _ |
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M25 (IC4725) は、いて座にある散開星団。距離2000光年。直径は約21光年。シャプレーの分類でdとまばら。ジョン・ハーシェルが取りこぼしたためかNGCカタログには記載されず、1908年ベイリーによる測定からICカタログに記載された。
1746年にジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾーによって発見されたとビゴダンは記している。シャルル・メシエは「3.5フィート望遠鏡では難しい。星雲状物質は見つからない」と記している。
双眼鏡では数個の星がパラパラとしか見えないが、口径5cmの望遠鏡では明るい10個ばかりの星が見えてくる。口径10cmの望遠鏡ならば50個くらいの星が見える。15cmになってくると色の違いも目立ってくる。低倍率で見る方がよりよく見える。白い星の中にオレンジ色の星が見えるのが面白い。