バンド計算における構造定数(こうぞうていすう、Structure factor、構造因子とも言う)は以下の式で定義される:
- <math>S(\vec{q})=\sum_{i} \exp(i\vec{q}\cdot\vec{r}_i).</math>
- <math>\vec{q}</math>:逆格子ベクトル
- <math>\vec{r}_i</math>:単位胞内の原子(イオン芯)の座標の位置ベクトル
電荷密度をフーリエ変換したものを構造因子と言う場合がある。KKR法やLMTO法における行列要素において、系の構造にのみ依存する部分(項)のことも構造定数(または構造因子)と言う。
関連項目