大杉神社 (ふじみ野市)
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テンプレート:神社 大杉神社(おおすぎじんじゃ)は、埼玉県ふじみ野市中福岡にある小さな神社である。1878年(明治11年)に建てられた。本社は茨城県稲敷市にある大杉神社で、祭神は大物主大神である。
歴史
新河岸川の舟運に従事した人々が、船の安全を願って明治11年 (1878年) に建立した。以後、川を上り下りする船頭の信仰を集めた。船頭は毎年二人を選んで本社に送り、船中安全のお札をもらう慣わしであった。
立地と建造物
神社は新河岸川の西岸に位置し、道ではなく川を向いている。鳥居も川面に向いてうつむくように少し傾いている。かつては新河岸川を通行する人が、船上から神社に賽銭を投げて安全を祈ったという。鳥居には「大杉宮」と記された額がある。
神社が祀られる前から、この場所には船中安全・村中安穏を祈願する人がいた。小さな境内の裏側には、文政9年 (1826年) に建てられた石碑があり、大杉宮、船玉宮、水天宮の三社大明神を鎮座たてまつる旨が記されている。
祭礼
祭礼は9月27日。大正時代までは船神楽、芝居が行なわれて賑わった。