元日節会

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元日節会(がんじつのせちえ)は、 古来の正月行事の一つ。

1月1日朝賀の後に天皇大極殿豊楽院(後に紫宸殿)、豊明殿などに出御し、臣や公家の皆々に宴をさせる。

奈良時代の初期、霊亀2年(716年元正天皇の治世には行われていたとされている[1]。朝廷でも重要な儀式の一つとされ、応仁の乱の開始から延徳2年(1490年)に再興される[2]までの約30年間中断された他は、明治維新まで継続して行われた。明治時代からは1月5日新年宴会となり、戦後は、1月1日の「新年祝賀の儀」となった。新年祝賀の儀は、日本国憲法第7条に定める国事行為の一つである。

脚注

  1. 「年中行事事典」p238 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
  2. 「年中行事事典」p238 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版