中央防犯アクトサービス
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中央防犯(ちゅうおうぼうはん)は静岡県藤枝市にある警備保障会社である。1969年に前身となる「中央防犯研究所」として設立し、1972年に株式会社組織に変更。1987年に中央防犯アクトサービス、2005年に現社名に改める。
商品
同社の中心商品は「ACMシステム」で、会社・学校・家庭などで万一事故や火災が発生した場合に即座にセンサーがセキュリティー管制室に通報して事故現場に急行できるというシステムである。このシステムは1976年に日本で初めて取り入れられ、それ以後県内の各企業や官公庁が積極的に取り入れている。
スポーツ事業
また、スポーツ事業にも積極的で、1982年にはサッカー部を結成。地元出身のサッカー選手であった菊川凱夫を監督として招き、東海社会人サッカーリーグや旧JFLに進出する実力を持った。その後トップチームは1994年にチーム名を「藤枝ブルックス」と改め、Jリーグ参戦と地域密着を念頭に置いたプロジェクトを立ち上げるも、1995年にスタジアムの建設計画が困難に成ったことなどから福岡市に移転「アビスパ福岡」として再スタートするが、アビスパに参加しなかった社員選手などで「中央防犯ACMブルックスサッカークラブ」という同好会チームを結成(その後中央防犯サッカー部に改名)し、東海社会人リーグでプレーしていたが、2006年限りで廃部となる。