ブラフ (ゲーム)
ブラフは、ドイツのボードゲーム、ダイスゲームである。ライアーズ・ダイス (LIAR'S DICE) の名で発売されていたゲーム。
全員がサイコロを振り、場全体での出目を当てるゲーム。予想はだんだんとつり上がり、確率計算を超える面白さがある。
- 作者は、Richard Borg、Milton Bradley。
- 発売は、F.X.SCHMID社。
- プレイ人数は、2~6人。
ゲームの概要
- 注:ゲームのルールを詳細に記述すると、ゲームの複製が容易に可能になってしまう。本ゲームは現在発売中のものであるため、複製可能な記述は避けている。
プレイヤーはサイコロ5つとそれを降るカップを持つ。サイコロには1~5の目と、オールマイティの☆の目がある。中央にボードを置く。
全員がカップでサイコロを振り、自分の分だけ出目を確認する。他人の出目はわからない。順に出目の予想を、例えば「全部で2が8個以上」というように宣言する。次のプレイヤーは、予想を上げるか、直前の予想に対して「ブラフ」を宣言することができる。予想を上げて、「振り直し」をすることもできる。
「ブラフ」の宣言があった時点で、全員のサイコロを開示し、確認する。宣言の個数以上の場合は、ブラフが失敗し宣言した者の負け、個数未満ではブラフの成功で宣言された者の負け、となる。負けたプレイヤーは、宣言と実際の個数の差分だけ、自分のサイコロを失う。手持ちのサイコロの数が減った状態で、次のラウンドを行う。自分のサイコロを全部失うと、ゲームから抜けなければならない。最後の1人になるまで勝負を続ける。
特定のサイコロの目が出る確率は1/6として、平均的な個数は容易に計算できる。例えば全部でサイコロが30個の時には、平均して「1が10個」(☆も数えるため)と予想できる。しかし、ゲームはそこから先が本番である。自分の目は見えているが、他人の目はわからない。それぞれが宣言する予想が、ほとんど唯一のヒントとなる。「3が12個」と言ったプレイヤーは、3を多めに持っているかも知れないし、それともそう思わせておいてそうではないかも知れない。
ゲームが進むと、サイコロの数が減り人数が減ってくるため、予想の仕方も変わってくる。最終的に1対1の決勝戦では、確率よりも心理戦が重要なゲームとなる。
受賞歴
- 1993年 「ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)」大賞
- 1993年 「ドイツゲーム大賞(Deutscher Spiel Preis)」4位
関連項目
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト - 劇中デイヴィ・ジョーンズのさ迷える幽霊船号にクルーとして働かされている人間の唯一の娯楽として残り刑期を賭けてブラフをプレイするシーンがある。 また、2010年に発売されたビデオゲーム、レッド・デッド・リデンプションではゲーム内でブラフを楽しむことができる。