チャクラパット
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テンプレート:Infobox チャクラパット王(1512年 - ?)はタイのアユタヤ王朝の王の一人。もと僧籍にあったが、前王ウォーラウォンサーティラートがクン・ピレーンテープ(後のマハータンマラーチャー王)に殺された後、王位に招かれて即位した。
同年アユタヤーの混乱に乗じてアユタヤー王朝を乗っ取ろうとするビルマ・タウングー王朝のバインナウンと衝突した。チャクラパットは敵の先鋒との戦いで負けそうになったが、妃のシースリヨータイが捨て身の形で相手の一撃を受け止めたため、チャクラパットは一命を取り留めた。
この戦いの後、チャクラパットはビルマの侵略が大きくなることを予測して、戦象を増やすため象狩りを盛んに行った。この時白象を7頭を集めることが出来たため白象王と呼ばれるようになった。
即位から15年後にビルマの王はその白象の内2頭を要求したが、チャクラパットは拒否したため、ビルマ軍がアユタヤーに侵攻し、白象を4頭取られたほか、人質を多数取られアユタヤはビルマの属国となった。