ウィリス・タワー
ウィリス・タワー(テンプレート:Lang-en)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ([[[:テンプレート:座標URL]]41_52_44_N_87_38_9_w_type:landmark 北緯41度52分44秒西経87度38分9秒])にある、アメリカで2番目に高い超高層ビルである。2013年に1 ワールドトレードセンターにその座を明け渡すまで、アメリカで最高層のビルだった。2009年7月より、シアーズ・タワー(テンプレート:Lang-en)から改称。
概要
屋根部分の高さ442m(アンテナ含:527m)、110階建ての威容は、1973年の完成当時は世界一の高さを誇った。2013年5月現在では、世界第10位となっている。
設計は著名な建築設計事務所であるスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル (SOM) の構造技術者、ファズラー・カーン(Fazlur Khan、1929年ダッカ生まれのバングラデシュ系アメリカ人)。鉄骨構造で外壁は黒のアルミ枠にブロンズガラスで構成されたカーテンウォールとなっている。高さが違う9本の四角柱を3×3に組み合わせたような形状をしている。
103階には展望室「スカイデッキ・シカゴ」(Skydeck Chicago) があり、エレベーターに乗れば、1分足らずで360度の大パノラマを楽しむことができる。2009年7月より、103階展望室の西側外面に、床を含めて全面ガラス張りの展望台「ザ・レッジ」(The Ledge) が設置、公開されている。
名称
シアーズ・タワー
1973年~2009年。シアーズはかつては世界最大の百貨店であり、その本社ビルとして建設されたシアーズ・タワーは同社の繁栄の象徴であった。後に同社は事業拡大の失敗等により経営不振に陥り、1994年にシアーズ・タワーは売却された。シアーズの命名権自体は2003年に消滅していたが、その後もビルの名称は変更されず残され、シカゴダウンタウンのランドマークの名称として地元民・観光客に親しまれていた。
ギャラリー
- Sears Tower ss.jpg
ミシガン湖から望む日没時のウィリス・タワー
- Searstowerfromchinatown2844.JPG
シカゴ中華街から望むウィリス・タワー
- Sears Tower17.jpg
Wacker Drive(南西方向)から望むウィリス・タワー
- Sears Tower from Hancock Observation Deck - daytime.jpg
ジョン・ハンコック・センター展望室から望むウィリス・タワー
- North View from the skydeck of Sears Tower.JPG
スカイデッキ(ウィリス・タワー展望室)から北東方向の眺望
- Vecerne Chicago.jpg
スカイデッキから西方向の眺望
- Chicago Sears Tower.jpg
シカゴ川から望むウィリス・タワー
- Willis Tower East.JPG
ウィリス・タワーの入口
外部リンク