うなぎボーン
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(ウナギボーンから転送)
うなぎボーンは、ウナギの骨(背骨)を短く切って、カリカリに素揚げした菓子。静岡県名産品。
概要
うなぎボーンとはウナギの骨を植物油で揚げた菓子、またはおつまみ。
昔から鰻屋の賄いや常連客に出される裏メニューとして存在していた。 現在では大量生産され『うなぎボーン』、『うなぎぼーん』、『うなぎの骨せんべい』、『うな棒』、などの商品名でスーパーマーケットや土産屋(高速道路のPAなど)で販売されている。
また、『うなぎボーン』の商品名でハムスター用のペットフードとしても流通しているようである。
1977年(昭和52年)1月より静岡県藤枝市に在る、(株)京丸 が大量生産を始め、商品名を『うなぎボーン』とする。
2008年12月4日、日本テレビ系列「秘密のケンミンSHOW」 の放送内で(株)京丸 のうなぎボーンが紹介され、全国的に知名度を上げる。
生産工場
川口水産和歌山県有田市、カネキ水産静岡県榛原郡、有限会社勝美静岡県浜松市、(株)京丸静岡県藤枝市、などなど。
商標登録
浜松市北区の鰻料理店有限会社勝美の登録商標[1]。篭からうなぎが3匹顔を出している絵を使用している。
商標登録は『うなぎボーン』では単純すぎるため認められず、『うなぎボーン』に特色のある単語、もしくはオリジナルなマークが必要となる。
脚注