イカルス (小惑星)
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テンプレート:天体 基本 テンプレート:天体 発見 テンプレート:天体 軌道 テンプレート:天体 物理 テンプレート:天体 終了 イカルス (1566 Icarus) は、地球近傍小惑星の一つであり、アポロ群に属する。1949年にドイツ出身の天文学者ウォルター・バーデによってパロマー天文台で発見された。
イカルスの特徴として、近日点では水星よりも太陽に近づくことが挙げられる。イカルスという名はこの特徴のために付けられたものである。ギリシア神話に登場するイーカロス (Ikaros) は、父ダイダロスと共に鳥の羽を蝋で固めて翼を作り、それで空を飛んだが、調子に乗って太陽に近づきすぎ、蝋が溶けて翼が分解したため墜落死した。
一方、遠日点は火星軌道の外側にあり、かなりの長楕円軌道を描いていることになる。
イカルスは19年ごとに地球の近くを通り過ぎる。最後に接近したのは1997年のことである。地球に640万kmまで近づくこともしばしばあるが、1968年には60万kmまで近づいた。これは地球と月の距離の2倍よりも近い距離である。
イカルスの登場する作品
関連項目
外部リンク
- イカルスの軌道要素(JPL、英語)