近藤雅樹
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近藤 雅樹(こんどう まさき、1951年 - 2013年8月3日[1])は、日本の民具研究家・民俗学者。国立民族学博物館教授。
来歴・人物
東京都出身。1977年武蔵野美術大学造形学部美術学科卒。高等学校美術科講師、日本常民文化研究所研究員、技術職員を経て、1982年兵庫県立歴史博物館学芸員に就任。1990年に国立民族学博物館第1研究部助手。1999年同民族学研究開発センター教授に就任。2003年からは国立民族学博物館・博物館民族学研究部教授、翌年、同民族文化研究部教授。
2013年8月3日、心不全により自宅で亡くなっているのが発見された[1]。
著書
単書
- 『おんな紋-血縁のフォークロア-』(河出書房新社)1995
- 『ぐうたらテクノロジー-熱烈!明治・大正「特許」事情-』(河出書房新社)1997
- 『霊感少女論』(河出書房新社)1997
編書
- 『図説日本の妖怪』(河出書房新社)1990
- 『梅棹忠夫著作集 第19巻 日本文化研究』中央公論社 1992
- 『神がみのパフォーマンス (Hart Collection)』(淡交社)1999
- 『図説大正昭和くらしの博物誌-民俗学の父・渋沢敬三とアチック・ミューゼアム』(河出書房新社)2001
- 『日用品の二〇世紀』(ドメス出版)2003
関連項目
注
- ↑ 1.0 1.1 【おくやみ】近藤 雅樹氏 国立民族学博物館教授、民俗学 東京新聞 2013年8月7日