荒谷前駅
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テンプレート:駅情報 荒谷前駅(あらやまええき)は、岩手県遠野市宮守町上鱒沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)釜石線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅である。遠野駅管理の無人駅。ホームは曲がっている。
駅周辺
歴史
花巻 - 仙人峠間の762 mm特殊狭軌の軽便鉄道を運営していた岩手軽便鉄道により、1924年(大正13年)12月16日に開業した。1936年(昭和11年)8月1日に国有化されて国鉄の駅となり、その後は国鉄標準の1,067 mm軌間への改軌工事が進められた。しかし第二次世界大戦の戦局悪化に伴い労働力や資材が不足して改軌工事は一旦中止となった。1948年(昭和23年)9月にアイオン台風によって山田線が大きな被害を受けると、三陸海岸方面への鉄道連絡を早期に回復させるために釜石線の工事が再開されることになり、12月に再着工して1949年(昭和24年)12月10日に遠野までの1,067 mmへの改軌工事が完成した。
年表
- 1924年(大正13年)12月16日 - 開業[1]。
- 1936年(昭和11年)8月1日 - 岩手軽便鉄道の国有化により国鉄釜石線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)10月11日 - 国鉄釜石東線の開業に伴い、所属の路線名が釜石西線に変更となる。
- 1949年(昭和24年)12月10日 - 1,067 mm軌間への改軌工事完成。
- 1950年(昭和25年)10月10日 - 国鉄釜石線の全通により、再び釜石線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
その他
- エスペラントによる、「Akvorado(アクヴォラード:水車)」という愛称がついている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color釜石線
脚注
- ↑ 「地方鉄道駅設置並駅名変更」『官報』1925年1月19日(国立国会図書館デジタル化資料)