甘木駅
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テンプレート:駅情報 甘木駅(あまぎえき)は、福岡県朝倉市甘木にある西日本鉄道(西鉄)と甘木鉄道の駅である。なお、両駅は100mほど離れており、全く別の駅舎と施設を持つ。また、1940年までは朝倉軌道・両筑軌道の甘木駅が現在の甘木バスセンターの場所に存在した。同社の甘木駅に関しては甘木バスセンターを、路線・会社の改廃に関してはそれぞれの路線の記事を参照のこと。
目次
利用可能な鉄道路線
西鉄 甘木駅
歴史
- 1921年(大正10年)12月8日 - 三井電気軌道の駅として開業。
- 1924年(大正13年)6月30日 - 九州鉄道に合併。同社の駅となる。
- 1942年(昭和17年)
- 2008年(平成20年)5月18日 - ICカードnimoca供用開始。
駅構造
島式ホーム1面2線のホームを持つ地上駅で、自動券売機、自動改札機が設置されている。西鉄の駅舎としては現存最古の1948年(昭和23年)に建築された。
日中のパターン・ダイヤの時間帯は、1番線と2番線から交互に列車が発車する。
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は1,496人であり、甘木線内では宮の陣駅、北野駅に次いで第3位。
隣の駅
- 西日本鉄道
- ■甘木線
- 馬田駅 - 甘木駅
甘木鉄道 甘木駅
歴史
- 1939年(昭和14年)4月28日 - 国鉄甘木線の駅として開業(当初は「あまき」)。
- 1939年(昭和14年)9月20日 - 「あまぎ」に改称。
- 1986年(昭和61年)4月1日 - 甘木鉄道への転換により同社の駅となる。
駅構造
島式2面3線のホームを持つ地上駅で自動券売機、記念スタンプ台が設置されている。定期券の発売を行っている。1939年(昭和14年)の建築で、甘木鉄道本社も併設されている。
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駅舎(正面から)。
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駅構内。
隣の駅
- 甘木鉄道
- ■甘木線
- 高田駅 - 甘木駅
駅周辺
朝倉市の中心市街地は国道386号(朝倉街道)沿線にあり、当駅は中心市街地のやや西のはずれに位置している。駅前を国道322号が通っている。
かつては、駅前を発着するバスの本数が少なく、甘木市(当時)市内の路線バスの大半は当駅から800mほど離れた国道386号沿いにある甘木バスセンターから発着していたが、2001年4月1日に甘木市内の路線バスが西日本鉄道から甘木観光バスへ移管された際、甘木バスセンターに代わり甘木鉄道側の駅前ロータリーにある甘鉄甘木駅前停留所から発着するようになり、列車とバスの接続の改善が図られた。
主な施設
- 朝倉市役所(旧・甘木市役所) - 北東へ約1.2km
- 福岡法務局朝倉支局 - 北東へ約1km
- 朝倉公共職業安定所(ハローワーク朝倉) - 北東へ約1km
- 福岡家庭裁判所甘木出張所・甘木簡易裁判所 - 北東へ約900m
- 甘木税務署 - 北東へ約900m
- 朝倉警察署 - 南東へ約700m
- 天然温泉 卑弥呼の湯 - 南東へ約600m
- 平塚川添遺跡 - 南へ約2.7km
- 甘木アーケード商店街 - 北東へ約500m
- ローソン甘木駅前店 - 甘木鉄道→北へ約200m、西日本鉄道→北西へ約250m
- ヤマザキショップ甘木牛木店 - 北西へ約300m
- ミニストップ甘木昭和通り店 - 東へ約600m
- エブリワン文化会館通り店 - 南東へ約700m
- ジョイフル甘木駅前店 - 甘木鉄道→北へ約100m、西日本鉄道→北西へ約150m
- ガスト甘木店 - 北東へ約600m
- サカミ家具 - 北東へ約400m
- 宮田家具 - 西へ約850m
- 甘木郵便局/日本郵便甘木支店 - 北東へ約600m
- 甘木駅前郵便局 - 東へ約300m
- 甘木東町郵便局 - 東へ約800m
- 甘木幼稚園 - 北東約700m
- 生い立つ保育園(甘木鉄道AR100形気動車AR104が保存されている) - 北東へ約800m
- 福岡県立朝倉高等学校 - 北東へ約800m
- 福岡県立朝倉東高等学校 - 東へ約600m