犀角
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テンプレート:出典の明記 犀角(さいかく)とは、動物のサイの角のこと。漢方薬として古くから使用されていた。
現在はサイが絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)により保護されているため、市場にはほとんど出回っていないが、密猟者も多く、角を切り取る際には一端サイを銃殺するため問題になっており、そのため予め生息するサイの角を切り取っておくなどの措置がとられている。
鮫皮で粉末にし、1日に2~4グラム使用すると麻疹の解熱薬として顕著な効果があるとされる。
なお、犀角の代用として水牛角や牛角が用いられることが多いが、升麻(キンポウゲ科の植物の一種)で代用できるとする説もある。