テンプレート:日本の刑法
正犯(せいはん)とは、有力学説である制限的正犯概念-形式的客観説(規範的正犯概念)によると、実行行為(基本的構成要件該当事実)を自ら行う者のことをいう。共犯の対概念である。
構成要件の解釈によって、共同正犯はこのような意味では正犯ではなく、拡張された意味での正犯となるという解釈もあるし、一方で、単独正犯も共同正犯もともに同様の意味で正犯であるという解釈もある。
単独正犯には直接正犯と間接正犯がある。また、共同正犯には実行共同正犯と共謀共同正犯がある。
これらの正犯性がいかにして基礎付けられるかが問題である。
関連項目
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