大島支庁 (東京都)
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大島支庁(おおしましちょう)は、東京都庁の支庁のひとつで事務機構上は東京都総務局に属する。
大島町・利島村・新島村・神津島村、すなわち大島・利島・新島・式根島・神津島の5島が管轄である。
新島出張所、神津島出張所を持つ。
大島支庁は東京都庁の行政出先機関であり、住所表記とは何ら関係ない。例えば伊豆大島の大島町は「東京都大島町」であり、「東京都大島支庁大島町」という表記は誤りである。
沿革
- 明治33年(1900年):伊豆諸島に島庁が設置された際、大島島庁として発足。
- 大正9年(1920年):利島、新島(式根島を含む)、神津島、三宅島、御蔵島の島役所が廃止され、各島とも大島島庁の管轄下となる。三宅島、新島に出張所を置く。
- 大正15年(1926年):島庁廃止にともなって大島支庁に改組。
- 昭和18年(1943年):三宅島出張所が三宅支庁として分離独立。