伯方塩業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伯方塩業株式会社(はかたえんぎょう)は、「伯方の塩」(はかたのしお)を製造・販売している企業である。
塩の原料・製造
伯方の塩はメキシコ産またはオーストラリア産の輸入した天日海水塩93%を、瀬戸内海の海水7%で溶かした後再結晶化している。海外の天日海水塩を使う理由は、初期の濃い塩水を作る工程において海水を利用した場合、膨大な燃料を消費するためとしている。このことは、フジテレビのトリビアの泉で「伯方の塩はメキシコ産」と放送された。ただ、瀬戸内海の海水で溶かして精製しているため瀬戸内海のにがりの成分や塩も入っている。
2010年(平成22年)に、大三島工場の隣接地に流下式枝条架併用塩田を復活させた[1]。従業員が塩田による製塩を体験して技術を伝承し、そのよさを製品に生かしていくことが目的であるとしている。
営業所
業務
CMとそのパロディ
CMソングとして「は!か!た!の、塩!」のフレーズが親しまれている。歌を担当しているのは演歌歌手の高城靖雄で、彼の持ち歌である『男龍』(作詞:荒木とよひさ、作曲:岡千秋)の一節の歌詞を替えたものである[2]。このCMソングの替え歌が原西孝幸(FUJIWARA)、増田英彦(ますだおかだ)など多数の芸人にギャグとして用いられている。
脚注
- ↑ http://www.hakatanoshio.co.jp/shintyaku/detail.php?rec=102テンプレート:リンク切れ
- ↑ CM『伯方の塩』の元歌は演歌だった。本人が『いいとも』で生歌披露。